木地処さとうの伝統こけし。

轆轤(ろくろ)を廻して作るこけし、作り手を工人(こうじん)と呼びます。東北の民芸品、伝統こけしには11の系統があります、佐藤さんのところは弥治郎系の流れ、宮城県白石市の弥治郎村というところが発祥、今は10人ほどしか作り手はおられない。さとうさんは福島県いわき市で製作されています。なんと言っても、時間がかかる、熟練と感性が一つに凝縮される、必ず作った人の名前が入っています、工人と呼ばれるゆえん。佐藤家の次男、4代目佐藤裕介さんが作った、グラデーションこけし、新しさの中にも弥治郎系伝統のベレー帽のようなラインが特徴になっています、やさしい表情が魅力。小さなこけしに作り手のすべてが注がれる、木選びから絵付けまで、ものづくりのすべての工程を一人でするというところに、その魅力があります。大事にしたい日本人の心、東北を代表する工芸品。日本人の心の拠り所、一家に一つはこけしを。

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集中する、裕介さん。

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東北のこけし、11系統の全容。
作り手、担い手が減少し続けるこけし工人、その中で家族全員が作り手である、さとうさんのところはとても珍しく、家族で脈々と受け継ぐ伝統、そこにさとうさんのこけしの魅力があります。

PHOTO:MWL STOREが木地処さとうの工房で撮影
FOLK ART HAND and MADE WITH LOVE

イサム・ノグチのモエレ沼公園。

昔、とは言っても10年少しでしょうか、北海道全体を走破という計画をしてとりあえず4年連続4つぐらいにわけてタンデムでバイクツーリングしていました。夏休みの恒例で7月の下旬を限定して、北海道の緑が一番美しい時期に行く!と、ですね、北や東に行くと7月と言えど、北海道は南の人にとっての突然の冬が、しかもバイクで一日何百キロも走ると、夏になっていた体感にはその冬な寒さ、雨や嵐が突然一日に何回も来ることに、こたえたものでした、自然が厳しくてあたりまえの北海道。網走の「やまね工房」さんの道産子の動物たちへの思いもこの頃のものなのでしょう。稚内から渡るフェリーから見た、利尻・礼文のロシアな風景もとても印象に残っています。

で、もって、札幌モエレ沼公園、基本設計イサム・ノグチ、日本で一番好きな公園、色々なインスピレーションがもらえるパワースポットです、 その頃のアーカイブスから。青一の草月流の草月会館の「天国」もすごいですけれども、丹下さんとイサムさんの共作で、あそこもやはり石と硝子と金属のモダンな表情はとんでもない。そしてモエレ沼公園、世界に誇れるもの。自動販売機はイサムさんの意思により無いし、駐車場も極力遠ざけているし、ありがちな目を覆いたくなるようなサインのたぐいもまずありません。

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ルーブルのあれにヒントを得ています、ルーブルよりこっちの方が素敵ですこれは正面玄関から見たところ。

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ガラスのピラミッド内部、系統的造形美。

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香川県から来ている石、大阪城築城などにも使われたもの、庵治石(あじいし)とかも入っているんでしょう、さび石っていう部分が。私はこの石が好きで。。。いつか使いたい対象。

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香川県の石、日本で一番美しい花崗岩を産出するところでもありますが、もっとそれを生かして、こういう風に使って欲しい、住宅とか公共施設にも、もっともっとね。自然を生かしたいもの。 日本にはいいものがまだまだいっぱいあります。

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オゼキのランプ、こういう空間で見るとまた格別です。イサムのデザインです、ま、はるかの昔から好きでMWL STOREにもおきたいとずっと思っているのですが、、どれにしようかと悩んで早一年、まだ決めかねています、とても大事な要素であるだけに。このオゼキさんもまた中部日本の秀逸ですよ。

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標高62mのモエレ山

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その上からの眺め、札幌全体も見渡せる、この日は風が強くて気持ちよかった。
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左アクアプラザ、中央にテトラマウンド、右の丘がプレイマウンテン 素晴らしい配置。

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モエレ沼公園で好きなポイント オブ ビューって聞かれると私はここです、木の植え込みからプレイマウンテンを見るところ、美しい、グランドオープンして10年以上だけれど、イサムさんが言っていたようにまだまだ、自然との一体感があと10年20年かかって本物になるのでしょう、人の手が少し、ほんの少し入って維持されながら、日本の素晴らしい財産ですね。北海道だから、ならでは、出来たものですね。美しいものが美しい。

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POHOTO:MWL STORE ARCHIVES