投稿日: 4月 18, 2017

アンシャンテ・ユーミン

カテゴリー: Liberal Arts

この本は雑誌・フィガロで連載された「アンシャンテ ユーミン」を中心に再編集されたものです。
フランスをテーマにした対談が多いのですが、とにかく面白くて、やはりユーミンはすごいなって。コート・ダジュールのマティス美術館に行った話があるのですが、やはり行くかー、と、私たちも昔マティス美術館に行きました、南仏というかモンテカルロから始まり、それこそセントジェームスのボーダー・バスクシャツのモン・サンミッシェルを経由してパリに入るというバスでフランス縦断ツアーをしたことがあり、フランスには特別な想いがあります。
下の写真は柚木(ゆずき)麻子さんの小説、上の本にお二人の対談があります、この小説「けむたい後輩」は横浜山手の女子大生がテーマになっていて「ドルフィン」でソーダ水を飲むくだりもあって、、、
ユーミンは14歳でデビューしてからずっと第一線で活躍し続けているけれど、若くして天才と言われた女の子のすべてがそうなれたわけではないだろう。そうだ、凡人になってしまった早熟の天才の女の子のを書こうと、柚木さんは思いついたそうです。つまり荒井由実(ドルフィン=海を見ていた午後)の時代になる、どう考えても、早熟の天才の歌詩だったと言える、その高まる感情は二度と人生に訪れない時代の多感さ、このあたりの曲のすべてが。。。とっちらかりましたが、とにかくこのアンシャンテ・ユーミンは面白くさっと読めます。
MWL STOREのあるリセンヌ(フランス語でリセエンヌ・リセ、女学生)小道(こみち)とはその女子大とその付属女子高のいくつかがある山手の丘から石川町の駅までを彼女たちが通り抜ける道として付いた名前、光栄ですねその通りに出させていただいていることが、これも本当にご縁です。