アイクラーホームズ

アイクラー氏にはこういう逸話がたくさん残っているようです。家々は街の財産であり景観であり、街の価値を決める重要な要素と考えていたように思えます。社会におけるデザインの重要性を説いた、何よりも自分の作品だったのかも、スティーヴ・ジョブスが影響を受けたと言っていたのはおそらくこういうところのことだったろうと推測するのであります。それは半世紀以上経ってその家のある街々を見ていくと解ることなのです。

使えるのはこの色、色を制限することによりアイクラーの製品であることを際立たした。それ故に非常に資産価値の高い家々であり街並みになったのです。

当時の価格として、若い人たちが買えるような価格であって、国は金融機関に住宅ローンを推進させる金融政策を実行させ、それをバックアップした。安いと言えど住宅ブームは国の経済成長をも支え、好景気が続いた。

一方日本、1回目の東京オリンピックの首都高などの公共工事から始まりバブル崩壊まで続いた日本の成長もそれでありました。焼け野原からの住宅ブームが内需を支え、巧みなモノづくり、特に低価格自動車のアメリカへの輸出が外需を産み、日本経済の根幹を担った。

戦争が終わり膨大な量の心身ともに疲弊した若き帰還兵たちは、その平和時の象徴として家庭を持つことで、新しい暮らし方を創造し始めたのだった。。。

そのデザインの魅力はフラットなデザインにあり、平屋なのです。