投稿日: 4月 20, 2018

新茶のご予約承ります。

カテゴリー: お取り扱い商品, 私が選ぶスタンダード

いつもありがとうございます。
2018新茶 ご予約の受付スタートです。
創業慶応元年・1865年
伊勢茶/かねき伊藤彦市商店 謹製
2018年の春に摘んだばかりのかねきの”新茶”は一年に一度、この時期だけのお茶です。
昨年、ご好評をいただいた伊勢茶/かねきさんの新茶。ご希望の皆さま全てにお届けさせていただくため、今年は店頭販売に先がけて予約を承ります。
※新茶のお渡しはご予約・店頭と同時期です。茶摘みの時期は新芽の生育具合、天候などできまるため、新茶のお渡し時期は5月中旬以降の予定で多少前後いたします。

【新茶2018年】
新茶はAタイプとBタイプの2種類、それぞれに少量タイプもご用意しました。
Aタイプ/かねき伊藤彦市商店・茶師十段位が手がけるバランスの良い味わい。2018年の新茶をお楽しみ下さい。
●普通蒸し煎茶 88g 1000円(税別)-夏も近づく八十八夜にかけて88g入りです-
●普通蒸し煎茶少量タイプ 20g398円(税別)
Bタイプ/お茶本来の風味を存分に楽しめる荒茶仕立て。産地直送ならではの新鮮な味わいをお試し下さい。
●こだわり栽培・荒茶仕立て 50g1000円(税別)
●こだわり栽培・荒茶仕立て 20g500円(税別)
【ご予約期間】
2018年4月20日〜5月上旬頃、予定数に達した時点で締め切らせて頂きます。
【ご予約方法】
ご来店またはお電話
【お受取方法】
店頭お受取またはご配送
【お支払いについて】
ご予約時、またはお振込み・代引きにてお支払いください。
【その他】
ご配送については別途送料がかかります。
無料簡易ギフト包装を承ります。ご予約時にお申込みください。
ご予約をお待ちしております。

お茶のある暮らし
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投稿日: 4月 20, 2018

時を読む。

カテゴリー: Liberal Arts

トランプさんの保護貿易主義的な言動が気になり、結果それが進行すると日本の景気動向が悪くなり、回り回って自分達の日常に影響するのは目に見えていて、それもそんな遠い話のタームでもなく中期計画など策定する時には織り込んでおく必要すらあるように思えてしまうのでこんな話。とにかく車とは直接関係のない業界であろうともその影響は日本において小さくはないと思えています。

ホンダ本社、昼ごはんのついでに寄ってしまう。カフェがあり静かにお茶が飲める。ホンダジェット、アシモはホンダの夢・ドリーム(社是)であり、その先の事業の一角を担うものであります。尊敬の会社。すぐ近くに伊藤忠もありますが、これまたそうです、一人の商人無数の使命が。

ホンダは早くからグローバル化が進んだ会社、海外生産がなんと85%にも達していて、最先端技術のNSXはアメリカで生産されている、今人気の高いシビックはヨーロッパの工場でも作っている、モノづくりなのに国際性が進んだ企業としてはトップだろうと思う。だからことホンダに関してはトランプさんも突っ込みようがない、日本からアメリカに渡るホンダ車は月に5千台ほどでしかないからです。アメリカで売るものはアメリカで企画、製造しているホンダは早くからトランプ氏の登場までもなく、現地で売るものは現地で売るし、雇用するという考えが徹底している。日本から渡るホンダ車ゼロにだって出来ると思われる。

一方トヨタはグローバル比率、つまり海外生産比率は63%であって、ホンダとは20%もの開きがある、レクサスなどはあまりの高品質と日本の文化性を盛り込んでいるため海外移転が難しい状況でもある、トヨタは主に高品質車種は国内生産のようで、それを輸出している。トランプさんのツッコミどころであり、豊田社長もすぐに工場を作ると表明するしか心証を良くする手立てはなかったのかも知れません。しかし、国内を考えれば、単純に移転することは、大きな雇用の喪失であり、技術の流失に繋がりかねない、世界ナンバー1で日本の頂点企業のトヨタであるが故の悩ましい部分。技術やケイレツなどの影響が計り知れないから、簡単にグローバルもまた難しい、ホンダとは異なる状況がありますね。兄と弟のような、兄は国策すら背負わねばならない。

ならばトランプ氏の過大な要求に応えて日本の雇用を喪失しなくて、早期に二国間貿易不均衡の是正ができる可能性が高い商品は、どうもLNGと思えてしまうのです。大変な状況もあって世界最大のLNG輸入国となった日本、そのほとんどを中東からの調達に頼っています。それを地政学的リスクも鑑みて、さらに北米にシフトすることによって、不均衡金額の大半を賄うことができるように思うのです、また、飛行機や武器輸入をこれ以上に促進するのにもかなりの無理がある。一気には難しいでしょうが3〜5年でLNGの中東比率を10ポイントでもシフトすればかなりの違いがあると思います。ところがこれも”資源は商社”の絡みがあり、商社が中東からの資源確保するために使った投資の回収を考えると各商社が簡単にイエスとも言わないのかも知れませんが、今の足元は国家の計として”輸出は輸入に優先する”を通すべきで、トヨタの話ではありませんが、そのピラミッド、技術、地方雇用、地方消費などを考えると国内に広範に影響がある輸出を優先するべきであることは否めないですね。