伊勢茶の新茶・度会(わたらい)

今年の新茶の発売にあたり、最終的なつめに”関宿”の「伊勢茶・かねき伊藤彦一商店」さんを昨日お訪ねしました。とにかくお天気と相談しながらの生育状況ですので、直近な話にはなります。
これが今年の新茶「度会」です。
わたらいとは地域名です。念願でありました無農薬栽培シングルオリジンの荒茶の新茶をかねきさんからご提供していただきました。これはとても光栄なことで、ご尽力いただいたかねきさんに感謝申し上げます。
今年は写真の20g入りのお試しタイプと50g入りのタイプをご用意いたしました。新茶で荒茶、この時期ならではの味を是非お試しくださいませ。(発売は五月中旬ごろを予定)予約受付しています。
また、新茶はもう一種類ありまして、そちらは茶師が合組した煎茶になります、後日発表いたします。
つまり「度会」はシングル、もう一つの方はブレンドになります。
*ここでの荒茶とは茶のオリジナルな状態、茎とかを選別しない荒茶を「かねき」流に再火入れしたお茶のことを言い、その茶本来の嗜好がより色濃く出ています。煎茶は茎を取り除いて火入れしている、茶師が繊細にまとめ上げた味となります。

(パッケージは変更になる可能性を含みます)

「伊勢茶」で知られるお茶の産地・三重県。その伊勢茶の中でも度会町で栽培されるお茶は「わたらい茶」と呼ばれ、古くから親しまれており、現在は、減農薬と無農薬の二つの方法により、栽培されています。また、全国をはじめ、各種品評会でも数々の輝く賞を受賞している地域を代表する特産物です。
まろやかで豊かな香りと深く濃い味わいの「わたらい茶」です。
宮川から立ち上る川霧が育む、香り豊かな「わたらい茶」。
おいしいのはもちろん、豊かな自然の中で作られたお茶は栄養も豊富です。

三重県度会郡度会町(わたらいぐんわたらいちょう)、伊勢市に隣接し、町の中心を流れる宮川は2017年水質が最も良好な河川18選に選ばれている。「古事記」や「日本書紀」に地名が記される歴史深い土地であり、倭姫伝説などが残るスポットが数多く残っています。また、清流「宮川」や「一之瀬川」の清らかなせせらぎと、緑あふれる山々など豊かな自然の中で憩える町。

国土交通省発表・平成29年7月7日
国土交通省では、昭和33年から全国の一級河川(直轄管理区間)で水質調査を実施しています。この度、平成28年の水質調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。BOD(*1)又はCOD(*2)の環境基準を満足した調査地点の割合は91%となりました。
「水質が最も良好な河川(*3)」は、尻別川、後志利別川、鵡川、沙流川、荒川(阿武隈川水系)、玉川、安倍川、櫛田川、宮川、北川、小鴨川、佐波川、仁淀川、厳木川、球磨川、川辺川、小丸川及び五ヶ瀬川の全18河川でした。このうち、玉川、櫛田川、佐波川については、初めて「水質が最も良好な河川」となりました。

お茶のある心豊かな暮らし
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