投稿日: 9月 27, 2018

服部克哉・村山朋子(真泥・MUDDY・までい) 二人展を開催。

カテゴリー: お知らせ

MWL STOREとして熱望しておりました、マデイさんの二人展を開催させていただくことになりました。開業初期の頃からお付き合いいただき、並々ならぬご協力をいただいてまいりました。そして今回の作品展が出来ましたことにまず感謝とお礼を申し上げます。

期間:2018年10月18日( 木)〜11月4日(日) の12時より19時まで(毎週の月〜水は定休日)
場所:横浜・石川町駅前 MWL STORE

お二人の高い創作性は初期の頃、たったの数点しか展示が無い頃から、お客さまの目に留まり、時間の経過とともに私たちのお店を代表する作家・作品となって行きました。この度は日頃お見せすることが出来ないようなアイテム・作品までを網羅する魅力的なものでございます。足をお運びくださいませ。
尚;20日(土)には村山朋子さんが在廊していただくことになりました。作家としてのお話などお聞きできる機会でございますので、是非。

MWL STORE 店主敬白

投稿日: 9月 27, 2018

五木寛之さん

カテゴリー: Liberal Arts

三年前に突然発行されていた雑誌増刊、まぁ雑誌ですね。五木寛之さんを中心に平パンの記事をまとめたものです。この世代に育った人達への回顧本という意味合いが強くはありますが、やはり五木さんの小説は良いです。五木さんの車関係の小説は面白くて、本当によくわかってらっしゃるのが良くて、本当にお好きなんだなって思います、だって、でなきゃこんな文章書けないから、自分が車好きだからよくわかるというか、遥か昔の五木さんの「イカロス、、」や「ダブル・クラッチ」にやられていてBMWの魅力を教えてもらった類だから。
で、この「平パン」オマージュ本の中にも「サムワン・トゥ・ウオッチ・オーバー・ミー」(ガーシュインの名曲と同名)というちょっと恐怖物のBMW318iを主人公にした優れた短編が掲載されています。車好きなら理解の出来る恐怖というか。主人公の美しい女性とのストーリーがシュールレアリズムの如きに展開する。
1987年に書かれたものです。

今もですが、当時の吉永さんの可憐が際立ちます。五木さんも勿論、鋭利な刃物のような標榜がある。若いということは、、、ひと世代(13コほど)五木さんが上の同じ早稲田の文学部。

短編を集めた文庫本、面白い。

ここで紹介して解りますように、五木さんが大好きです。テレビ番組「百寺巡礼」を五木さんが出ていたからこそ見て、正直、寺の魅力を初めて知り始めましたし、五木さんの語りにいつもすごいなぁと、出てくる一言一言は小説ですよ。