最近の2冊

リベラルアーツを生きた人、源流の一滴を出せる人、数十年に一人の人。
堤さんのリベラルアーツは本物、よくいるうわべの理解でない。
無印良品の生みの一滴を出した人。ブルジョアジーであり、テクノクラートでありながら、それに反した考えを垂範した。
生まれに対する反逆もあったろう、その表現が無印良品であった。
ブランドになったらダメ、ファッションになったら終わりだ。
今、学べることは多い、これとて自分一人で出せるわけがなく、周りに優秀なアドバイザリーがいたからの謙虚だろう、謙虚は知性だ、学べるものでなくて、心がけるものだ。
今の無印良品は、やはりこの原点の延長線上にある、読めば読むほどそう思う。あのキラー通りの店、今はアクタスになっているが、その近くに一号店があった、今は「Found MUJI」として青山通りと骨董通りがあたる処の角前に残している、ムジが他とは決定的に異なる思想を、成熟していなければ、成熟している人がアドバイスしなければ成熟しないという考え。
堤さんのプロレタリアート的思想の原点があるように思えてならない。

四年ほど前、視点が面白い、経営に活かせるものが多々ある、それに気づくか気づかないかだけだ。