常滑陶芸研究所

お題がいいですね「常滑陶芸研究所」入り口上に掲げた名称のサイン、金色、金色という色も普通はこういう使い方はしない、しかも昭和のあの時代に、今ならともかく。全くの予備知識がゼロベースで辿り着いた。常滑の歴史を見ておこうぐらいの感覚で、もちろん建物に期待などゼロで入っていこうかというようなものぐらいで。ところがもう坂道を登る砂利、桜の木から見える建物全体の佇まい(たたずまい)という言葉はここで使うんだと思った。もうその時点で、この建物は只者じゃないなぁ、、、と感じ始め、何なんだ、この紫色ってのは、スミレにも近い色、一番好きな色じゃないか。また出会ったかここで、しかもドア取っ手なんて金色、例の入り口上の研究所の文字が金色と合調して何ともまぁセンスのいいことで、どこにも見ないもの。安土桃山昭和か?もうその入り口時点でやられてしまった。入ってすぐ聞いたのが、この建物只者じゃないですよね、昭和の高度な成長期に建てられているのは間違い無いですよね、どなたか有名な方の設計ですか??無知な軽々しい質問を矢継ぎ早に。丁寧に教えていただき、おー、、、やはりそうなのか、とんでも無いものを見てしまったのだと。常滑、おそるべし。本当に、恐るべし、所蔵品もさることながら、所蔵品を収納している館(やかた)としての器・建物がすでに重要文化財クラスじゃありませんか!これを「何も足さずに何も引かずに」今まで残してきて来られたという(絶対的にそこがすごい)INAXさんすごい。常滑市も。軽々しい言葉で表現出来きれません。

紫のガラスブロック、これ使うか?
やばいセンスです。紫に金。ハイレベル過ぎる。その時代には。
INAXふんだんに。
展示室、んー中もすごいのだ。
こんなところで学ぶことが出来る、研修生は幸せである。だからそれを30年後に感じることになる、30年に意味はない、とにかく時間がかかるということだ。だから出てくるものも違うに決まっている、いやそうあるべきだ。謙虚と併せて。
階段、天井、照明、隙間なくデザイが施され盛り込まれていて、決してゴージャスじゃなくて、しかし圧倒するデザイン。
天井照明、どうしてこのデザインになれるのだろ、ショック!
あまたある凡庸よ、さようなら。
天井から下ろした細い一本の支柱すら意味を感じる。この階段、今回は恐れ多くて、2階や屋上まで行けなかった、次回にしょうと、もうお腹いっぱいだから。
日本の住居以外の建物のすべてに茶室を!特に会社。
建築体験としては泉涌寺以来の衝撃。また来る。ため息とともに去りヌ。