ORIENTAL MODERN

新潟には優れた金属加工の街、燕(つばめ)市があります。このステンレスの急須をデザインし作った、富田勝一さんも、その優れた技術を具現した工場も今はもうありません。今、そのデザインと優れた技術は、継承された別の工場で作られています。なんという話なのでしょうか、素晴らしくありませんか?

この製品(作品と言いたいところですがあえて製品と申し上げておきましょう)まず佇まいからして普通じゃなかった、よくぞこのデザインにまで到達されたものだと思います。いや、とにかく美しくて、詳細が、手のひらに乗る大きさですよこれ、継ぎ目のない本体、シームレスだ、それが素材、金属ですからね。現在の日本では殆ど作られなくなったステンレスの急須なのです。このヤカンでなくて、急須の小ささでそれを具現していることの尊さはあります。手に取ると、吸い着くような細部、曲面、底、注ぎ口と本体のシームレス加工の部分、ハンドルの籐の素材、その継ぎ目、蓋のつまみの部分のしっかりとした、重さと、落とし難い形状にしたであろうと、これだけ複雑な工程を通しても、デザインをも追求したであろう、そのつまみの形、まさに、魂は細部に、詳細に宿る、の具現なのであります。日本人の手によって作られていることが尊い。これが継続されていくには、一家に一個のステン急須なのであります。特に他の移香などを嫌う飲み物に適している、つまり紅茶やフレーバードティーなどには特に。ガラス素材の急須とともに言える。

当然のことながら、直火にはかけれない、紅茶で想定すると銅のヤカンで沸かした水道水をこれにティーバッグ、あるいは茶葉を入れて飲むのがいい、洗いやすく清潔である。360ccの容量、二人分ですね。取手に巻いた籐は繊細な素材だから使い始めは神経質になった方が良い、手に馴染むまでは、巻き直しも出来なくはないだろうが、この本体価格 ¥4,100-(税別)を考えると、多分新しいのを買う方が安くなるのではないかと思うからだ、なんという元からの本体価格なのだろう、手間や流通のコスト、その完成度を考え、並びにそれが今の日本で作られている価格だと思うと、この工程を知ってしまうと、その価格があまりに安価すぎて、申しわけなくなるくらいであるのと同時に、今もそれを継承されている、工場や職人の方々に深い敬意を表すのであります。たくさんの人に使っていただきたいものです、無くならないで欲しい。

なんと網の茶漉しまで付いています。

同じシリーズの茶筒。これがまた継ぎ目なし、という凄技、しっかりと閉まる、中蓋、外蓋、体感すればわかります。そしてその価格。どうして作っているのでしょうか??? 新潟燕市の技術よ!、

茶筒、350cc ¥2,900 (税抜)
茶筒、350cc ¥3,000 (税抜)

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