デザインモリコネクション展を開催。

私が生涯において師と仰ぐ、森正洋さん。例年の「平形めし茶碗」に加えて、晩年に創られた優れた作品、写真のフリーボウルのご紹介をいたします。9月12日(木)〜29日(日)まで。

白山陶器のブルームシリーズ、デザイン:阪本やすき 絵柄デザイン:富永和弘
阪本やすきさんは森正洋さんに魅かれて白山陶器に入社され、その後デザイン室長になられました。
白山陶器のすばらしさは、絵柄は全て職人の手描きだといいうこと、内側にまでそのデザインが施されていますね。プリントではなくハンドで描かれています。波佐見特有の白磁の美しさ、型で本体を造り、手で描くことにより創造性を残しながら、一定の量を市場に出すことができる、価格そのものも抑えられるという。まさに森正洋さんが考えたセラミック・スタンダードの思想を具現化した作品でもあります。