Pillivuyt 白い色

「白磁がどれも同じはずがない」世界にはたくさんの白磁があります。30年前から見続けていますが、ピリヴィッツは変わらない。白磁を考えると一番前にある、自分にとって一番であり続けた白磁。ただ置いているだけではダメで、綺麗に陳列したから、ではどこでも同じ、やることは。どういう風に盛り付けて、どういう料理が来るのか、それも特別な日だけじゃなくて、日常にということ、それを日々お客さまにお話しできるかということ。陳列してそれで終わりはない、あぁ綺麗な店、ではない、それが当たり前で始まり、そこからが他と違いのある店の始まりになります。それはどこにでも出来ることでは絶対にない。30年のいろんな店の歴史を見てきてそう思う。普段の朝や夜に、特別に気にせずに使える、強さがあり、価格も高くはないということ、それでフランス製であることや、強さや美しさが手に入る、そして今は30年前とは異なりしっかりした輸入元さまがあり、しっかりとした殆ど多岐に渡るラインナップをされている、20年くらい前も同様に扱うところがありましたが、供給とその補給という点で続いていなかった、今はピリヴィッツの類稀な「白磁の奇跡」の世界を理解して提案されています。それに共鳴します私たちも、なぜなら30年も前から一番好きな白磁だったからです、だからピリヴィッツは私たちにとって特別です。家にも30年前頃から買っているピリヴィッツがどれも割れずに現役で綺麗にそして今までも毎日使われている、だから自信を持ってピリヴィッツを私たちがしつこくご紹介するわけです。Like No Other.だと。白磁はたくさんあれどこれは他にない。とにかく美しい、ピリヴィッツ。フランス文化の華、白というのが料理を盛り立てる、ケーキを盛り立てる、だからいい。洋食器の普段使い、それはピリヴィッツ。普段使いというのが服でもなんでもそうですが一番大事なのです、まずね、それから晴れの日が時々あるということ。まず普段使いから始まる。

イギリスもフランスもライフシーンの大事なところに必ず「茶」がある、とても重要な飲み物だ。そしてそれと同じ様に重要なのが何で飲むかだ、それで大きく異なってくる、煎茶に常滑があるように、「茶の道」がイギリスにもフランスにもあることを。仕事のみで生きてきた人生が楽しくなります。
私たちにしたら、ピリヴィッツ、安土草多、田中俊介、尾池豪の作品の組み合わせは普段使いの特別。毎日使うテーブルと日常がとても楽しくなる、トータルのハーモニーがとても美しい日常となります。料理が美味しくなる日常がやってきます。どれも作り手の思いがとても強い、でも日常な作品群。MWL だけでの提案です。
午後ティーにも少しの工夫が別物になり、それが時間を共有する人の共感につながります。作るということは何も特別なものではなくて、心がける日常だと思っています。簡単なことから始めて続けていると特別なものも作れるようになってきます、なんでも同じです。些細なことから始めてみよう、ワークショップもそれの入り口です。豊かな横浜。