手摘み で 手揉み。 心のこもった、丁寧なものづくり

希少なお茶が入荷。 全国手揉み茶品評会、第二位入賞茶、まず市場に出ない手揉み茶。

写真では五個ですが実際は昨日一個売れて四個になってます、あと。

今回販売する手もみ茶は、ティーファーム井ノ倉で最も早い摘採で5月上旬に手摘みしたものを使用しております。 手摘みした茶葉を素早く蒸し、焙炉という木の枠に厚手の和紙を張った製茶用の乾燥炉で約5時間かけて一人で揉んでいきます。1回に出来るお茶の量は、約250gとほんの少しです。

一年かけて育てた特別な茶の木、その茶の木から採れる。季節も採取摘採できる日にちも、365日の中のこの日、と毎年決まる。その年の気候・気温、それによる生育状況でその日は決まる。そしてその芽吹いてわずかな、一番やわらかい、冬の寒さを耐えしのぎ、芽吹く瞬間を待ち望み、朝日と共に芽吹いてくれた、一芯二葉を一つ一つ丁寧につまみ、採っていく。この茶にたずさわった一年は途方もなく尊く、そしてその結果も予め約束されたものでもない、全ては丁寧に出来上がった結果が物申す世界。だからこそ一年の365日の全ての瞬間が大切で、瞬間の積み上げが一年になり、お茶になっている。丁寧で尊い、茶農家さんだからこそ創れるクリエイティビティーが詰まりきったお茶なのであります。ご厚意によりありがたくお取り扱いをさせていただきます。

代々に伝承される手揉みの技術、難しく貴重な技術の継承。
次世代へ脈々と、歴史ある茶農家ならではの姿がそこにあり、ここまで一気通貫した、生育から生産、そしてブランディングまで行えているファームは他の農産品含めてまずないと思う。ブルゴーニュのワイン産地のようだ。

美しく丁寧な工程で作られる全てのティーファーム井ノ倉のお茶はやはり美しい。

美しいものが美しい、そして Made With Love な心がそこにある。