投稿日: 3月 11, 2017

煎茶工芸の美と伝統、三代目 片山白山

カテゴリー: お取り扱い商品

片山白山さんの、絞り出しのセット。絞り出し、湯冷まし、湯呑みから成り立っています。セットで持つ意味があります。昔から常滑で使われている白泥(はくでい)と呼ばれる白い土を使っています、それに対して海に近い常滑特有の技法、藻掛け、海で取れる藻を使った表現です、とても難しい焼きなのですが、なんともアーティスティック且つ繊細な表情が出ています。熟練の技術が成せる技です。

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投稿日: 3月 11, 2017

伊藤成二の土瓶

カテゴリー: お取り扱い商品

急須と言えば常滑と言われ、美味しいお茶を飲むのために使う茶器として避けては通れません。自分時間の充実、そういう時間があることを心がけて作りたいものです、1日の中で一時でいい。お気に入りの茶器と美味しいお茶、体にも心にもいいものです、お茶ならではのできること、江戸の時代から、峠の茶店って旅する人にそういう時間を提供していました。

伊藤成二さんは、そんな愛知県常滑地方において、日本を代表する急須づくりをして40年、時代とともに変化する日本人の生活スタイルに伝統を残しながら調和する急須づくりを全うされています。しかも新しいデザインを生み出すという点においても傑出されています。美しいものが美しい (SOLD OUT)

土瓶

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投稿日: 3月 09, 2017

三代北龍 梅原タツオ

カテゴリー: お取り扱い商品

伝統的な技術をシンプルでモダンな表情で表現することでは類まれな創作性を発揮されている、梅原タツオさん。
丸い印の押し場所や形の正確性やそれを選んでいるセンス、トチリという技法で表面は飛び鉋(かんな)いわゆるかんなを当ててロクロで回してトントントンと連続的に飛ばして付ける模様、九州の民藝などの陶器にも代表的に見れる手法、機械でないものをこれほどまでの精度で仕上げてくる技術にただ驚きます、大陸から来て日本で花開いた技術と日本人ならではの一つのことを突き詰めて成せるもの、修行とも置き換えれる、急須は似たように見えるけれど、一つ一つがまぎれもないハンドメイドでそれが唯一のもので出会い、創造の宇宙が広がる。アジアの中でも侘びや寂びという、装飾を排した中の装飾性を伝統的に重んじ突き詰めた日本人が持つ感性が到達し開花しています。LESS IS MORE、装飾性を引き算することで到達した世界、世界観、禅に通ず、バウハウスでも言われた引き算の世界、ヨローッパにおけるドイツ、アジアにおける日本、視野を広げてクルマなどの技術からも見れる、マイスターをリスペクトする歴史のある国の技術力こそが国力の底流を流れています。その象徴的なものが茶の緑茶の世界の文化性と繋がって世界のどこにもない様式美、精神性へと繋がっていきます、今までもこれからも。
「お茶でも一杯いかがですか」それは日本人にとって簡単な言葉ではない。
美味しいお茶を飲んでみてください、お茶がこれほど深いのかの気づきに出会えます。
その一助が急須なのです、急須アート。
(SOLD OUT)

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投稿日: 3月 08, 2017

岩瀬弘二 / 陶房弘二

カテゴリー: お取り扱い商品

岩瀬弘二さんの急須、取っ手の丸いデザインが特徴的です。
容量は大きめの350ccほど、素材の絹のような滑らかさや丸みが特徴であり、気持ち良さでもあります。
どこかしらモダンな表情があります、そこが選んだ理由です。
デザインが完成している。
今回の急須展で急須を選ぶテーマにしているのはモダンです。ただ伝統の再現や継承だけでなくその個体にモダンな表情を宿しているかにありました。
常滑のかなりの量の急須の中からテーマに基づいて選んでいます、何が正しいかと言えば、すべてが正しいと言えると思います、しかしながら今回はこのテーマで目利きとしたということでございます。急須を語る切り口はいくらでもあります、その素材や、お茶そのもの茶葉と素材としての土との相性、焼成方法、色、形状、サイズ、茶漉しの形状、などなど。今はそれらすべてを念頭に入れながらの形状をテーマとして、目的は「お茶でも一服」の世界を楽しむことの全体最適、をバランスしたもので選ばせていただきました。出会いがあり、この奥深い急須の世界の学びは終わりなく続いてまいります。美しいものが美しい。

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投稿日: 3月 07, 2017

ひとしずく

カテゴリー: お取り扱い商品

三重県 四日市の萬古焼(ばんこやき)の藤総製陶所の急須「ひとしずく」大と小があり、これは大きな方です。
使い易さと形の良さ、美しさに一目惚れ、容量は180cc お茶もさることながら、お酒の酒器としてお使い頂く方も多いようでございます。
色もアイボリーホワイト、空色ブルー、焼き締めた茶の三色。
お茶もお酒もどうぞ。

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投稿日: 3月 07, 2017

岩瀬弘二の急須

カテゴリー: お取り扱い商品

陶房弘二/岩瀬弘二さんの急須、16歳の時から常滑で作陶に入り、すでに50年以上、その世界で作り続けておられます、道を極めるとは正にこのこと。一つの小さな急須一筋です。
美とは、真に豊かな暮らしとは何か、手造りの味を大切に、日常使いに愛着が湧くものをテーマに作り続けておられます。ディテールの丸く優しい表情が弘二さんの特徴です。
(SOLD OUT)

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投稿日: 3月 04, 2017

伊藤雅風の本朱泥

カテゴリー: お取り扱い商品

伊藤雅風さんは急須の土作りを地元知多半島の土を使い、半年かけて行います。かたくななまでに、明治の頃から続く本朱泥の急須の作り方を守っています。この磨きのタイプの素地表面の絹のような滑らかさは土にこだわる常滑ならではのもの。
土でありながら、絹のようである、これは手にとっていただかないと解り得ないですね、土の性質と共に、どれだけ指先の繊細な技術が伴なうものか、ということでございます。小さな急須に魂が宿るという言葉がなんか解るように思います。
本朱泥・磨き茶壺(酸化焼成)

投稿日: 3月 02, 2017

伊藤雅風の藻掛け

カテゴリー: お取り扱い商品

海に近い常滑の味わい深い伝統手法「藻掛け」もがけ 海藻を素地のうちに巻きつけて焼き上げる、灰の温度が下がり素地に付着するまで縛り付けておく、技術が伴う手法です。
それが故にアーティスティックな表情を個体に宿らせる。二つとは無い表情を見せ、
小さな急須に魂がこもる一瞬でもあります。

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投稿日: 2月 25, 2017

伊藤雅風

カテゴリー: Liberal Arts, お取り扱い商品

常滑の新進気鋭の逸材、伊藤雅風 (いとうがふう)さんの急須
去年常滑に行った時に目を引きました、それがなんと20代だということにも、オドロキ。
雅風さんが20代に創った急須として、この先を思うとかなり貴重だと思います。
60代以上でもまだまだ若手と活躍されている方が多いこの世界、これから先の期待を一身に受けられています。今の雅風を今の作風のうちに集めておくのも。。。
急須は難しい、小さいが故に、轆轤、指先の感性など、レベルの高いものを沢山は創れない。
生まれながらに持っているものがあるとしか、思えない。ジーニアスです。
(SOLD OUT)

 

投稿日: 2月 21, 2017

常滑・伊藤成二さんの急須

カテゴリー: おいしい, お取り扱い商品

甚秋陶苑さんのとても平たい急須です、容量も50ccです。
美味しいお茶を淹れるためだけに作られている急須です、だから尊い。
上質煎茶をいただくための急須ですから細く揉まれた茶葉(ちゃよう)が開きやすいようにこの形容になったものです。薄く平たく、凛としています。私の好きな形容です。
これに、しゅんしゅんと沸騰を十分にさせて、湯呑みなどに移して50度ぐらいまで冷まします、そして5gほどの玉響を急須にいれておいてお湯をいれます、90秒待ちます、そして湯呑みには一度に淹れずに何度かにわけて淹れる、最後の一滴、ほんとうに一滴、この一滴に茶の旨味のすべてがあると言っても過言ではなく、神経質に一滴を絞り出す感じです、さて、どうでしょう、味は。。。
極上かぶせ煎茶・玉響たまゆらのダシのような旨味やコク、まろ味すら、感じるではありませんか。。。美味しいお茶の淹れ方、慣れれば簡単で、淹れ方の違いで全く異なる味に驚きます。
日本の極上煎茶を低温で味わう、豊かな時間が過ぎていきます。
(SOLD OUT)

石川町のMWL STOREです。
今、急須など5千円以上をお買い上げの方に20gの玉響をプレゼント中です。
奈良・月ヶ瀬の極上煎茶を4回も楽しめますよ。