ON KAWARA

商品紹介のアップだけではなく、気になっているコト&モノの紹介も挟まさせていただきます。
結局、それやあれやが影響してモノを選ぶ目になっております。

河原 温

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PHOTO: ON KAWARA SILENCE

FOLK, ART, HAND / MWL STORE YOKOHAMA

 

沖縄の育陶園

神奈川・溝の口生まれの、栃木県益子を産地として隆盛させた、民藝界の巨人・濱田庄司。
濱田庄司をして、私の陶芸家としての人生は「京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と言わしめた産地、沖縄・壺屋。日本における焼き物の学びのルーツ、それは沖縄。
沖縄の焼き物(やちむん)300年の歴史がある「壺屋」地区、その沖縄陶芸のルーツである地域に根ざし、大切な家族、仲間と「壺屋焼」づくりを継承しています。沖縄の土と手作りの釉薬にこだわる「壺屋の育陶園」沖縄の伝統が今に生きています。
MWL STOREでは「Kamany」というシリーズに注目しました。受け継がれている壺屋焼の技法を今のデザインに生かして、現代の製品に仕上げています、日本の産地の中でも沖縄でしか出せないその表情は、時を味わうというコンセプトのもと、おおらかな沖縄の背景が産み出した、デザインであり色、質感だと思います。今に生きる沖縄モダニズム、それを育陶園のKamanyに見ました。

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PHOTO:育陶園

森 正洋(もり まさひろ)

2004年頃のお話です、機会があり森先生の生前に何度かご自宅に伺いお話をお聞きしました。生涯で110点のグッドデザイン賞を受賞されている方など存在しません。デザインに対してはかなり辛口でした、でもただ辛口でなくちゃんと愛をもった辛口でした、とてもお話が面白く、いつも時間を忘れて長く居座ってしまっていました。何度目か訪問したその当時は無印良品さんの仕事がちょうど始まろうとしていた頃で、面白く楽しい仕事が始まるんだよ、とおっしゃっていました、アトリエにはたくさんの試作品がありました。日本にとって森 正洋と無印良品の仕事ほどスタンダードデザインという仕事での素晴らしい組み合わせは他にありません。
自分にとって尊い想い出です、そんな先生とのご縁もあって、たかが7坪ほどのスタートしたばかりのこの小さなお店で今回の「平形めし茶碗」の催事が出来ましたことをとても感謝いたしております。

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PHOTO:プチグラパブリッシング刊、CERAMIC STANDARD より引用

Design Research Unit 1942-72

学びは歴史の中にしかない、というのが私の持論です。
「Design Research Unit」 イギリスのミッドセンチュリーの時代に存在した、デザインから都市計画までをデザインを元に社会的存在意義を提起し続けた集団。このユニットのワークにとても影響を受けています。
今も英国国鉄やロンドン地下鉄が美しいのはこの人たちの功績によるものが大きい。デザインやサイン、ランドスケープや構造のあり方など、社会性、公共性を俯瞰の目でデザインしていると言えます。
この2枚目の写真の言い切った言葉など特に好きです。
そういう意味で、帝都高速度交通営団時代の東京メトロも素晴らしい仕事をたくさんしています、東京都がそのほとんどの持ち主であるという公共性から考えると、全国にある都市交通のあり方として傑出していました。銀座線や千代田線の美しさ、駅やホーム、電車ですね、今もとても素晴らしいと思います。歴史の中に存在する学びはそんなところにたくさん隠れています。地下鉄だったので銀座線が空襲を免れたというのは大きいですね。
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かねきの伊勢茶

お伊勢詣りの要。
今を遡ること百五十年、東海道の宿場の趣を色濃く残す関宿のまちなみの中、慶応元年(1865年)にお茶の商いを始めました。三重の地は古代よりすばらしい自然環境に恵まれ、そこからおいしい水が生まれ、海産物、農産物はその恩恵を充分に受けはぐくまれます。味が濃厚で良質な伊勢茶が育つのもそのおかげと言えましょう。現在6代目が茶師として三重県各地の優れた茶葉を集め、独自の製法でかねきの味をつくっています。

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MWL STOREでは7種類ほど扱わせていただいております。
出雲と伊勢、日本にとって特別な意味のある、産地に赴き産地にこだわります。
MWL STORE のお茶。

西製茶所の出雲茶

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お茶の取り扱いが始まりました。お店を始める前から念願でありました出雲のお茶の取り扱い。
どの産地のお茶とも異なる独特の風味が存在感、日本の始まりの国のお茶です。
7種類ほど扱わさせていただいております、詳細は後日。

一里塚本業窯の馬の目

「せともの」という代名詞に代表される陶磁器産地の愛知県瀬戸市、日本六古窯(ろくこよう)のうちの一つ、日本六古窯とは、瀬戸焼、常滑焼、備前焼、信楽焼、丹波立杭焼、越前焼。お城文化、茶文化によりそれぞれの産地背景に庇護された陶芸文化が背景にある陶磁器産地、ほぼ愛知県から岡山県までの中西部日本に集中する、このことからも戦国時代から徳川までの日本人の美意識が最も高まっていた時代に発達した美術文化の産物とも言えます。瀬戸代々の本業陶器づくりを担う窯の一つである一里塚本業窯、その中でもこの馬の目は江戸時代後期に人気のあった絵模様とは思えないほどにモダンな表情を魅せています、それがMWL STOREが選ばせていただいている理由、神経質なまでに作陶される過程の轆轤と絵描き、瀬戸特有の色白な土の背景に乗る黒茶とも言える絵筆の色はどこか北欧のデザインにも通じるモダンさを今になって見出せさせる伝統柄です。歴史の中の美においてかなり稀有なデザインを継承し続ける産地でしか成し得ない製品。日常使いの美、つまり「用の美」が極まっていると私は思っています。人柄が轆轤や絵模様にすぐ反映する陶器、そういう意味では陶主・水野雅之さんの真面目な人柄が出ている馬の目の絵模様であり、轆轤の名手でもあります。今もすべての工程をお一人で完遂されています。一里塚本業窯でなければならなかった「ゆえん」であり、日本人ならば気付かなければならない、現代にも生きる歴史的な創作です。これを使わずして何を使うか。。。dsc_7030

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PHOTO: MWL STORE

湯町窯

島根県松江市の湯町窯、先々代の陶主が昭和9年当時にバーナード・リーチの伝授を受けて、洋食器を作り始める。黄釉(おうゆう)の黄色と言えば湯町窯と言われるぐらい、その色を使った作陶において定評があります。 民藝作陶の中心にあり現代民藝を語るには無くてはならない島根を代表する窯です。現在の陶主・福間 琇士さんは「民芸という言葉をあまり意識しすぎないようにしています。そういう意味では柳先生のおっしゃることを100%実行しているわけではなく、はずれたものをつくっているかもしれない。でも現代にあわせた民芸を提案していけば、新しい実用品が生まれると思っています」
昭和初期の民藝思想はさすがにそのままでは今の時代にむつかしい、しかし、根本となるその考えを受け継ぎながら現代の考えも盛り込むこと、そしてあくまでも日用品であること、その難しさに日々取り組んでおられるように感じます。
釉薬の色と艶、照、は湯町窯独特のもの、そしてマグやカップの取っ手付けのうまさが際立つ技法があります。

dsc_6997 湯町窯としては比較的珍しい「飛びかんな』技法を使った中皿。 dsc_7043

スリップウエアと言えば湯町窯、リーチの残した風景。

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とても持ちやすいマグカップ、この取っ手付けがむつかしい。

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美しいティーカップ

MWL STOREの湯町窯・美しいものが美しい。
PHOTO: MWL STORE

湯町窯の茶器セット

品揃えに無くてはならなかったのです、島根県松江市・玉造温泉の湯町窯。「黄釉」の色の美しさが、他に見れないものになっていますから。急須、湯冷まし、小湯飲みのセット、これは珍しいです。日本の地方にはいいお茶がたくさんあります、秋の夜長は「お茶」にかぎりますね。
MWL STOREの湯町窯
写真の急須セットSOLD OUT
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PHOTO:MWL STORE

牛ノ戸焼のコーヒーカップとソーサ

牛ノ戸焼の黒釉のカップ&ソーサ、中が白っぽい色なのでコーヒーの色からの美味しさもわかりやすいですね。
これからの季節愛着もって使えます、長く気に入って使えるってのは、こんな感じかなと思ったりします、手にしっくりときますよ。
店頭に並んでいます。そして登り窯、これによってクセのでる表情が好きとおっしゃる方は多いです。
美味しいコーヒーをカップ&ソーサで。
MWL STOREの牛ノ戸焼

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PHOTO:MWL STORE