Posted on 9月 10, 2016

湯町窯

Posted in お取り扱い商品

島根県松江市の湯町窯、先々代の陶主が昭和9年当時にバーナード・リーチの伝授を受けて、洋食器を作り始める。黄釉(おうゆう)の黄色と言えば湯町窯と言われるぐらい、その色を使った作陶において定評があります。 民藝作陶の中心にあり現代民藝を語るには無くてはならない島根を代表する窯です。現在の陶主・福間 琇士さんは「民芸という言葉をあまり意識しすぎないようにしています。そういう意味では柳先生のおっしゃることを100%実行しているわけではなく、はずれたものをつくっているかもしれない。でも現代にあわせた民芸を提案していけば、新しい実用品が生まれると思っています」
昭和初期の民藝思想はさすがにそのままでは今の時代にむつかしい、しかし、根本となるその考えを受け継ぎながら現代の考えも盛り込むこと、そしてあくまでも日用品であること、その難しさに日々取り組んでおられるように感じます。
釉薬の色と艶、照、は湯町窯独特のもの、そしてマグやカップの取っ手付けのうまさが際立つ技法があります。

dsc_6997 湯町窯としては比較的珍しい「飛びかんな』技法を使った中皿。 dsc_7043

スリップウエアと言えば湯町窯、リーチの残した風景。

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とても持ちやすいマグカップ、この取っ手付けがむつかしい。

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美しいティーカップ

MWL STOREの湯町窯・美しいものが美しい。
PHOTO: MWL STORE

Posted on 9月 10, 2016

湯町窯の茶器セット

Posted in お取り扱い商品

品揃えに無くてはならなかったのです、島根県松江市・玉造温泉の湯町窯。「黄釉」の色の美しさが、他に見れないものになっていますから。急須、湯冷まし、小湯飲みのセット、これは珍しいです。日本の地方にはいいお茶がたくさんあります、秋の夜長は「お茶」にかぎりますね。
MWL STOREの湯町窯
写真の急須セットSOLD OUT
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PHOTO:MWL STORE

Posted on 9月 10, 2016

牛ノ戸焼のコーヒーカップとソーサ

Posted in お取り扱い商品

牛ノ戸焼の黒釉のカップ&ソーサ、中が白っぽい色なのでコーヒーの色からの美味しさもわかりやすいですね。
これからの季節愛着もって使えます、長く気に入って使えるってのは、こんな感じかなと思ったりします、手にしっくりときますよ。
店頭に並んでいます。そして登り窯、これによってクセのでる表情が好きとおっしゃる方は多いです。
美味しいコーヒーをカップ&ソーサで。
MWL STOREの牛ノ戸焼

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PHOTO:MWL STORE

Posted on 9月 04, 2016

1960s IBM CLOCK

Posted in Philosophy

これは売り物ではありません。私どものお店の掛け時計です。
1960s IBM CLOCK これを見つけたのは5年ほど前にオレゴン州のポートランドに行った時で。当時まだACE HOTELもそんなに各地に出来ていなくて、でも色んなことが気になる人が騒ぎ始めていたグリーン・リノベーション都市としてのポートランドとその象徴みたいなACE HOTELは見ておかなければ、ということで訪ねました。その折りパール・ディストリクトとかいろんなところを見ている時に、少し北のウィラメット川沿いに、このショップと工場が一緒にあるお店を発見しました。すぐにIBMの壁掛け時計ということで目にとまり、いろいろ聞いてみたら、ここで作っているよ、ということで、しかもIBM社の許可も得て、この表面の素材はガラスのドームなんだ、、、、いろいろこだわりを教えてもらいました。その時は買うまでは行かなくて、でも私の頭の「重要な印象」というファイルに保存されました。いつか使う、ってやつですね。1960年代頃に学校や工場の全体の時計として使われていた、INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATIONつまりIBM、会社の名前からするとわかりますが、あのコンピューターの巨人が初期にはこんなものも造っていたのかということにとても興味が惹かれて、また、これを再度具現化し、すべてMADE IN USAで成し遂げたこのオーナーの方にも敬服であり、モノ作りとはこうあるべきの象徴と思い、販売はしませんが、MWL STOREの時刻を開業当初から刻む象徴の壁掛け時計として採用させていただいたのでした。
実際はかなり大きいです、やはり学校とかオフィスに適していると思います。

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こういうオリベッティのようなタイプライターも造っていたのですね、企業に歴史あり。
美しいものが美しい。

PHOTO&VIMEO:SCHOOLHOUSE ELECTRIC & SUPPLY CO.
IBM ARCHIVES

Posted on 9月 03, 2016

安土 草多の吹きガラス。

Posted in お取り扱い商品, 私が選ぶスタンダード

MWL STOREで取り扱う安土 草多さんの吹きガラス。
高山の工房で食器と照明の吹きガラス製品を創られています。もともと、お父さんの作品が白州夫妻の武相荘、白州正子さんのお気に入りグラスということを知り興味を持って購入し使っていて、いいなぁと思っていたのです。それから何年かが経って、偶然デパートの作品展で息子の草多さんの作品に出会い、その時はお父さんと草多さんが繋がらず、自然に、なんと美しい”ゆらぎ”のあるガラス製品なんだろうって思って、ランプなどもあり、かなりの時間興味を持って見ていました、で、その場で少しお話などしたのを記憶しています。もちろんその当時は自分も自分がお店をするなんて、全く思ってもみなかったので使うという目線で見て、いいなぁと思っていたのです、それが後で草多さんとお父さんのことが分かり、なるほどなぁそうだったのかと納得してしまったのでした。

ガラスは一瞬の仕事の中にすべてが出てしまいます、だからこそ難しい、吹きガラスは似たもの含めて一つとしてまるで同じものはなく、、、だからこの吹きガラス特有の”ゆらぎ”に魅了されるのです。そういう意味で草多さんのガラスはうまい、”ゆらぎ”の達人です。

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吹きガラスは使うほどに、持った時の手にやさしい感触や、口当たりの良さを感じます、一つ一つが丁寧に造られているものに特有で共通すること、大事にずっと使っていきたいですね。

PHOTO:安土 草多

Posted on 8月 31, 2016

Ozu // Passageways

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深夜食堂 の話から思いだしました。
通路、廊下、路地における、小津安二郎独特のカメラアングルの切り出し。
小津映画の美はこういうものの積み重ねにあります。
美しいものが美しい。

Posted on 8月 30, 2016

マルセル・ブロイヤー

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映画の紹介をもう一つ。
「マルセル・ブロイヤー」、ハンス・ウェグナーとともに椅子のデザインにおいて好きな二人であり、家具好きの私に決定的な影響を与えた二人です。
ブロイヤーはバウハウスで学んだあと、同校の教官にまでなっています、その後アメリカに渡り、同校の校長だったワルター・グロピウスと共に建築の仕事をしていました。
その後独立し、パリにあるユネスコ本部の建築設計を行いました。それが最も有名な彼の仕事となりました。
この下のワシリーチェアが一番好きな作品なのですが、その下のカンチレバー的な造形としてバウハウスのデザインと思想の代表作とも言えるこの背当ての籐の椅子は、それまでの家具デザインと素材の概念を壊し、金属と木の融合をはかり、強度、耐久性と、着席快適性、そしてデザインをもインテグレートした秀作として、その後の家具デザインに与えた影響は計り知れません、まさに「バウハウス」の椅子です。
それまでとその後の分岐点になった、プロダクトでありデザインと言えます。
日本では公開されるのでしょうか、単館系で上映していただきたいですね。やはり映画は映画館で見ないとですから。

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PHOTO: MARCEL BREUER ARCHIVES

Posted on 8月 30, 2016

続・深夜食堂

Posted in Liberal Arts

「続・深夜食堂」ふたたび、心と小腹を満たします。
食堂の映画ですから食事のシーンがよく出てきます。その器の構成のセンスの良さが光ります。テレビドラマの頃からのファンで、映像の緻密さ、光とアングル、小物の配置、役者さんのそれぞれの上手さ。小林さんがお上手過ぎてますが、ナレーションしても何しても才のある人とはこういう方のことなのでしょうね。
スタイリストさんがされているのでしょうが、器にまで気を配って作っているという、監督さんの思想が素敵ですね。そして配役として、もう上手い人しか出ていません。小津安二郎さんが映画の中のシーンの見え方のセンスにこだわったように、残り続ける映画の要素なのかも知れません。
11月5日(土)に公開です。

Posted on 8月 29, 2016

ももんが

Posted in お取り扱い商品

北海道・網走の厳しい自然が由来、やまね工房のぬいぐるみ。MWL STOREでは、ももんが、なきうさぎ、えぞりすの子の3種類を選んでいます。轆轤を廻す陶器などと同じ、作り手の思いが製品の表情に現れていまして、丁寧で、とても精巧で緻密なつくり、独特の表情と日本製ならではの優しい素材使い、ぬいぐるみ本来の姿がここにあるように思いました。冬がとても厳しく閉ざされる網走で手作りで作られています。私は世界いろんな所で、ぬいぐるみを見てきましたが、これほどなんか、グッときたぬいぐるみを他には知りません、動物の種類も北海道由来の子たちばかりです。
写真のこの子たちの巣穴は山ぶどうのつるで私が作りました。

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PHOTO: MWL STORE

Posted on 8月 27, 2016

デヴィッド・メラー

Posted in Liberal Arts

 

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デヴィッド・メラー、1960年代イギリスで活躍したデザイナー、海外のデザイナーで最も好きなデザイナーです。装飾を排除したデザイン性、引き算の上に成り立っていると言っていい、シンプルでありながらも圧倒的なデザイン感は、彼以降の現代においても、その存在を上回るものはありません。

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その時代の代表作、左から歩道の車止め、バス停、ベンチ、街路灯、ゴミ箱、とても昔のデザインとは思えない。

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中でも驚きなのが、この1965年にデザインされている押しボタン式歩道のデザイン、50年前のものですよ、もうその先進性には驚きしかありません。

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ポストのデザインも。

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これはシェフィールドのデザインミュージアムの外部展示。

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有名な信号のデザイン。街のサインを見やすく、美しくした功績は大きい。

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ロンドンから3時間弱ぐらいの北、シェフィールドにあります。これはカトラリーの工房です、優れたデザインが生まれる場所は大体その環境の美しさが違います。私の各地での経験上の感想です。

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ミュージアムショップがあり、これも美しい。

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このサインも完璧だと思いません?だからもう隅々まで違うのです、そこから生まれているプロダクトが他と同じはずがないのです。

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PHOTO:DAVID MELLOR, de zeen magazine

改めて、デザインとは何か、美しいものとは何かを問いかけてくるようですね。