投稿日: 11月 09, 2021

MUJINA 木工房

カテゴリー: THE 神奈川, アルチザンな人たち

尾池さんの作品入荷しました。現役の建築家が創る木製品は詳細が美しいと、とても人気です。2月には恒例の個展を開催いたします。これ以上のものは個展まで少々お待ちくださいませ。

リアル・アルチザンな人、尾池さん。私はアルチザンな人を求めて日本各地を自らの目で、その風土、空気、真摯をもとめて歩く。

投稿日: 11月 07, 2021

風神雷神の土瓶

カテゴリー: アルチザンな人たち

風神雷神のいわれ

風神雷神は風神を風や雨、雷神を稲光や雷鳴の自然現象を神格化したことが由来です。そこから江戸時代初期の画家である俵屋宗達著「風神雷神図」を書いたことが有名で、風袋から風をもたらす風神のお姿や太鼓をたたいて稲光と雷鳴をならす雷神のお姿はとても迫力あるものです。 風神・雷神は、古代インドの自然現象を神格化した原初的な神々で、後に仏教に取り入れられて、仏法の守護や勧善懲悪を行い、風雨を調え、五穀豊穣をもたらす神と信じられるようになりました。 このイメージの原型となったのが、三十三間堂(京都市)の千体千手観音の守護神二十八部衆と共に安置されている風神・雷神像だといわれます。古来の自然信仰や伝説に基づいて造られた日本独自の像容で、鎌倉期、本堂の再建時に像造を統括した湛慶がその作成に深く拘わったとされます。この像の姿形が、江戸期になって、有名な俵屋宗達の風神雷神図(屏風絵)に採り入れられ、宗達の図を尾形光琳が写すなど、後世の風神・雷神の像容として定着したものといえます。

土瓶:容量:約650cc (四人分の湯呑み茶碗が余裕)高さ:約175mm 胴体の直径:約130mm 最大幅・約160mm

価格:22,000円

投稿日: 11月 06, 2021

絹道

カテゴリー: アルチザンな人たち

京都と絹は深い関係にあります。絹を使うクリエイティブの世界最高峰は京都に存在します。それが東アジアから西アジアを通りやがては欧州へと渡った道、それをシルクロードと言いました。なぜ京の器にらくだが出るのでしょう、そこだと思います。遠く異国に想いを馳せたシルクロード、とても価値があると思います。

シルクロードの汲み出し:4,400円

投稿日: 11月 05, 2021

葡萄の土瓶

カテゴリー: アルチザンな人たち

プリミティブな、土瓶という構成の個性でありながら、工芸の域を逸脱しない仕上がり。それが京都産。周辺にある、あるいは見てとるものの本物の多さ、あまりの多さに影響をうけるはずだから。

吉祥(きちじょう:よいきざし、きっしょう)増える・多収の意味柄、葡萄の土瓶。16,500円 容量650cc (四人分の湯呑み茶碗が余裕)高さ:約175mm 胴体の直径:約125mm
京都の柄には歴史的な意味が積層している、ミルフィーユ。
左利きでも使えます。
五条坂の窯の本家で焼き上げる。少し歩けば清水さん。だから清水焼。
ぽってりとした絵筆の先が特徴の陶泉窯のクリエイティビティー、手で触ると膨らんでます。
茶こしもしっかりとしたもの。
煎茶茶碗とセットでどうぞ。 4,180円 容量:約80cc 高さ:約47mm 直径:約70mm
奥と手前に据える、吉祥。
とても繊細な手描き。

投稿日: 11月 04, 2021

11月の予定のご案内。

カテゴリー: お知らせ

おはようございます。

11月は毎年恒例となりました吹きガラス/安土草多さんの個展を開催いたします。
今年は混雑緩和と安全性重視のため初日から4日間は終日予約制とさせていただきます。
皆さまにはご不便をおかけしますがどうぞ宜しくお願いします。なお予約方法などは後日掲載のインスタグラムをご覧下さい。

●吹きガラス/安土草多個展
会期:11/19(金)〜12月上旬予定
⚠️11/19(金)〜11/21(日)と23日(祝)の4日間は予約制 (予約方法は後日アップします、今はまだ受け付けておりませんのでご注意くださいませ)*22日(月)は定休日になります。

場所:MWL STORE/エムダブリューエルストア
住所:横浜市中区石川町1-19
お問い合わせ:info@mwl-store.com
営業日:木曜日〜日曜日
営業時間:12:00-18:00(11/19〜延長予定)
定休日:月曜日〜水曜日
⚠️臨時休業:11/18(木) 設営準備のため
⚠️臨時営業:11/23(火)

追記:今年は安土さんの在店はございません。

投稿日: 11月 01, 2021

風神雷神

カテゴリー: Liberal Arts
昨日の晴天より、三井財閥の中興の祖といわれた、三野村利左衛門と渋沢の面談の場面、後ろの屏風にびびる。三井財閥なら可能だ。風神雷神は特別だ。西郷どんを新聞一行で済ましましたね。これもすごい、びっくりした。

投稿日: 11月 01, 2021

民藝に行こう。

カテゴリー: Liberal Arts

昨日朝一 来年までやっているから何度か来ます。昨日は人が多かったので、ほとんど自分的には見れない、また来ます。いい展示が多かったです。

図録より。芹沢銈介が手掛けたデザインのもの。先日の2週間ほどまえの京都出張のおり、祇園・花見小路の十二段家にランチを食べに行きました。ステーキランチ、その時に内装これ民藝でしょって思っていたのだが。最近改装されたのです。そこは祇園の花見小路の通りにあるみんな知っているいつもの店で、実はもう少し奥の通り入ったところにも本店がありましてね、以前はいつもそこに行っていたのですが、当時は、建物に確かに民藝が多いな、京都だしね、ぐらいに思っていた。無知そのものでした。花見小路の店に先日行ったおりにはリニューアルされていて、なんで新しくしたのにまたこれほど民藝やってるのって思っていたのです。その時も深くは追わなくて、記憶には残していました。それがこれですよ、目からウロコですね、こういうことだったのですね。鳥取のたくみ割烹も銀座のざくろも、スエヒロも、食文化を引っ張っていた民藝、そこで使う食器も民藝だったのです。つながっていた民藝という思想で。今それがランチのしゃぶしゃぶで民藝を堪能できるのが、私が通う銀座コアビル地下「しゃぶせん」ですいまだにうつわ、しつらえ、もてなしが、民藝で、肉もおいしい。うつわと肉と具材の関係が美的でいて、適価であって、民藝には価格、ここが大事。だからこれも中庸のプレミアムであると言える、プレミアムには「ざくろ」が存在する、それはそれでよし、そういう人もいるから。いわく、昔の民藝を主導した人たちの思想には衣食住があった、陶器だけではなくて、その料理もあって、それは古い料理ではなくて当時はなかったモダンな食べ物であったようだ。うつわだけではないのだ、ライフスタイルだ。ファッションもある、彼らには。だからファッションが重要だ。柳も河合も濱田もおしゃれだから、競うようにお洒落をしていました。まずそこだと僕は思う、始まりの一滴。

今も美味しくあります。民藝と言えばすずや。とんかつ。ここは筋の通った民藝、表面舐めただけのものではない。