投稿日: 5月 08, 2023

DEITER RAMS の VITSOE

カテゴリー: Philosophy

BAUHAUSの今を生きる、壁面収納 VITSOE  これが無いとうちは始まらない。MWL といえば VITSOE

SUSTAIN 何処に移転しても、何度も使い続ける、什器をゴミにしない。ディーター・ラムスのスピリッツはサステイン。壁に魂が入る。

投稿日: 5月 02, 2023

ル・コルビュジェ

カテゴリー: アルチザンな人たち

言わずもがな、コルブ師匠。私には特にファッション、現在までこれ以上の服装のセンスのある建築家を知りません。若い時から晩年まで、メガネや服をあえて選んでいるとしか思えない、帽子も。色や柄、パターンも。人は外見であります。民藝ではやはり、柳宗悦でしょうね、民藝の3人の中でも特に。服のセンスがいい。ここら辺まで来ていたら、人のよさは当たり前で、それに加えてアウトプットがどういいか? つまり見え方です。

2D に 3D 絵も、建築も活躍した、とにかく色がいい。このシャツも最高、蝶ネクタイの上にこのシャツ合わせるんだから、スタイリストなんかいない時代ですからね、自分のセンスで服を着れた人。

投稿日: 5月 02, 2023

思想のある宿に泊まる。

カテゴリー: 街物語

このホテルが出てきた、以前と以後は決定的に違う。

ACE、おもてなしとかホスピタリティーという尺度ではなくて、おいしさでもない。居心地とデザインだ。僕にはそれでいい。食は知った街中に出る。

だからロンドンにはどうしても再出店して欲しい。

バリスティックの本家はTUMI これから始まった、ビジネスモデルのバッグ、とにかく強い。左は転がし、右は背負う。色はネイビー。

投稿日: 5月 01, 2023

”知は力なり” フランシス・ベーコン

カテゴリー: 開物成務
かなり以前の写真、青一から銀座線で赤坂見附乗り換えで丸の内線が来るホームで待っている時の壁に、この三国志の広告シリーズの掲示がいつもあった。優れているというよりも、気になり、にやりとさせる面白い広告であった。

中世イギリスの哲学者であったフランシス・ベーコン、知に関する名著・名言がある。本を読み続けている時に、ふと何故読むのかと思う時に、これらの言葉がとても重要であり、心に残る。1561~1626年に存命した。それはつまり日本における室町後期から安土桃山を越え、江戸初期である。ということは世界的に見ても革新的で、この時代は面白い人材が生きていた時代であったということが見てとれる。中でも「知」に関する四つの名言は珠玉である。

①「知は力なり」

フランシス・ベーコンは「知は力なり」という名言を残したが、それは知が力をもったものだという意味だけをもつ名言ではない。経験によって得られた知を実際に力にしていくことが重要なのだ、という意味を含んだ名言なのである。

フランシス・ベーコン以前の科学思想は、アリストテレス的な色合いを強くもっていた。アリストテレスは、科学的の基礎は「物事を観察して、その記録を蓄積し、性質や特徴を見出しては整理していき、知識をきちんと体系化して構築していく」ことにあると考えていた。

人間が手をくわえていないものが自然であり、人間は自然を模倣するものである。自然は人間より優位にあるもので、自然に手をくわえていくことは神をまねた人間の驕った行為だという考え。そういった考え方が広まり、科学的手法においても観察が重視されたのである。しかし、フランシス・ベーコンは、観察重視の科学的手法にNOを突きつけた。自然に介入し、実験した。その結果として誕生したのが、「知は力」という名言である。実験と経験によって得られる「知」を使うことで自然を支配することができる。その思想が近代科学の礎ともなっている。

②「読むことは人を豊かに、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」

私を最も動かした彼の言葉の一つであり、常に意識している言葉。フランシス・ベーコンは情報を知識として取り入れるだけでなく、それを話したり書いたりすることで、その知識が確かなものとなり、生きた使える「力」となる知識になると考えていた。フランシス・ベーコンのこの名言はそれを表現することの大切さを教えてくれている。

③「海のほか何も見えない時に、陸地がないと考えるのは、決して優れた探検家ではない」

それまでの学問において、人々が人間の力では真理にたどり着くことはできないと考える傾向が根深くあったのを批判したのである。何も見えないからといって、それをないものと考える態度は間違っている。先に行ってみなければ、本当に陸があるかないかは分からない。フランシス・ベーコンは、物事はやってみなければ分からないことばかりなのだとこの名言で伝えようとしたのである。

「最上の証明とは経験である」

情報を得ることは大事である。しかし、それを自分の血肉に変えて力とするには経験が必要なのである。

 

投稿日: 5月 01, 2023

ヌイグラー通信⑤

カテゴリー: ヌイグラー通信

今月のヌイグラーはスウェーデンのグスタフスベリの製陶所で作られた、リサ・ラーソンの置物。20年近く前になるでしょうか、この製陶所を訪れた時に記念に買っていたもの。日本人はどういうわけか北欧ものが異常に好きでして、ヨーロッパの各都市を廻ってみても、北欧以外の都市で、北欧ものに出会うということがあまりなかった。当時イタリアにもよく行っていたのですが、まず見ない、家具、陶器、雑貨、含めてね。それがある意味不思議で、ロンドンで少し見かけるぐらいだった。だから日本はやはり特別な北欧好き。ラテン系ではない、北の思想になるのでしょうね。そしてそれらの国にはそれぞれ自国の優れたものがたくさんあるからですね。

とはいえ、リサのかわいいものに対する表現のクリエイティヴィティというのはとても高く、何年経っても愛着がありますね。

 

投稿日: 4月 30, 2023

「大量生産・大量消費」から「心を動かす製品」の時代へ。

カテゴリー: Philosophy

MWL STORE 「つぎの世界へ」

〇個としての確立を目指す時代

〇能動的な情報判断を目指す時代

〇人間の感性を再開発する時代

〇新しい本物が求められる時代

〇Less is more (過剰装飾、過剰機能から無駄なものを取り去ったモノ)の時代

=元町店開業に際して時代対応させたフィロソフィーと原理として=

投稿日: 4月 30, 2023

花やか

カテゴリー: アルチザンな人たち

華やか、とも描くが、ここは「花やか」が相応しい。

昨日の亜沙子先生のワークショップより、初夏の花のうつくしい「花やか」

うちが移転してスタートする、6月に開催予定の第一回目のワークショップを亜沙子先生にお願いしています。花とMWLが、かけがえのない関係にまで構築していただいた。新しい店になっても続いて行きます。サステイン。

シャクヤクですね、白いのは。
花と共に季節は進む。もうこれが出てきた。
薔薇は元町の象徴、特にこの色、好きなものが自然に来る、亜沙子先生の表現。

投稿日: 4月 28, 2023

北條陶房

カテゴリー: お知らせ

常滑市の「いそべや」さんで明日から「北條陶房の親子展」始まります。5月7日まで。お宝が多数あり。(MWL STORE での開催ではありません、常滑市です。)