大興寺窯を主宰するのは都築 豊さんと桂子さんのご夫婦。日本一の急須の産地、特にクリエイティビティーで業界を引っ張る常滑。その産地であっても、お二人の創作は独自の道を歩まれています。ボデイ本体は豊さんが作られていて、焼き上げ。それに対してさらに、奥さまの桂子さんが京都の伝統の一つの表現、上絵付けを施されています。お二人で仕上げるどこにも無さが際立っています。豊さんは常滑の急須を創る父のもとに生まれておられますが、修行をしたのは京都でした。それ故に、父である「都築 青峰」さんの遺伝子・ジーンと京で学んだことの、意識はしておられないのかもしれませんが、「雅」が自然と手から生まれているように感じるのです。さらに大興寺窯が特別なのは、桂子さんの、京都の美大、なんと、日本画専攻で学んだ基礎から、さらに京都の窯元修行で積んだ、絵付師としての実績がこの上絵付けの美しさに表現されています。なんという創作なのでしょうか、知れば知るほど興味が湧きますよね。まずはここから、常滑と京都のハイブリッドな急須の存在を知っていただきたいのです。日本を代表する陶芸の伝統が詰まっていますから。いずれもサイズ:取手等を含まないボデイの最大幅:約80mm、高さ:約65mm、重さ:133g、満水時容量:230ml それぞれ10,000円(税別)










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