石見(いわみ)のおろし器の中(ちゅう)。

晩御飯は自ら作る絶品卵サラダとあつあつごはんにかける山芋のすりおろし。この石見のおろし器ですりおろすと、大げさには聞こえるのでしょうが、味が違う。すりおろす部分であるセラミックのぎざぎざが作用してか。従来製品とは異なる、個人の感想レベルだろうと思われるがそうではない、微妙に素材のつぶれ方、おろし方が異なる、これは経験するしかない。ふわり具合が絶妙なのだ。是非あつあつのごはんの上に試していただきたいのだ。もう本当にベストセラー、買っていかれた方からのお声も返ってきて嬉しいばかりだ。たぶんいろんなところに置かれて、ふだん見逃されている商品、道具に近いのだが、私たちはスポットをあてる。そういう見逃されている商品にこそ「真」があると。食べなれている野菜が別物へと変化する瞬間があることを、それも要するのは数秒だ。こんな小さなデザインストアーで、ほぼ毎日、週末には何個も売れ続ける商品だ、噂が噂を読んで拡がり、初めてうちに来て買われる方の多いこと、SNS拡散の時代というのだろう、これが。モノを選ぶ、ヒトを選ぶ目の眼のことだろう。道具は単純ではないのだからという視点で僕らは見つめ続けている。リアル店舗の嬉しい醍醐味がここにある、つながるということだ。

常に在庫のある商品です、もしその時になくても次の週にはかならず入荷しています。

恐るべし、しまねっこである。

数秒でできる。手も金属のものと違い、危なくないんだ。思わず笑顔がもれてしまう製品である。

おいしいで