投稿日: 7月 09, 2024

森正洋・陶磁器デザインの革新

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA, アルチザンな人たち, 開物成務

今週土曜日から森さんの「平形めし茶碗展」です。あらためて茶碗を見つめてください。この優れたものを後世に残していきましょう。九州の想像力の力を。ウタもね。

2002年に行われた作品展の当時の東京国立近代美術館の冊子。これこそがその後の私に「セラミックスタンダード」の本を企画しようと思わせた、源流の一滴の美術展だった。栄久庵憲司さんの珠玉の「論」だった。この文章に震えるほど感じたのだ、当時からすでに世にあるデザインに密接に接していた自分にとって、高潔にして稀有な理論を展開していたから、そして森正洋を一般にわかりやすく表現していた本も一つもなかったから、これは出番ではないのかと思ったからだった。(2019年10月31日 初稿 コラム 百々 徹)

 
 
そして私が企画草案したこれ

投稿日: 7月 04, 2024

God is in the details

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA, LESS IS MORE

西洋の昔からある格言ではあるが、建築家:ミース・ファン・デル・ローエが引用した言葉として、建築家には有名な言葉である。大きな部分を求めがちであるが、実は小さなとっかかりが大事なのだ、なんでもということか。ミースは家業の煉瓦職人を始まりとして、家具職人、家具工房とキャリアを積んで、建築事務所に勤め、そこで頭角を表す、ミースが建築だけではなくて、家具も美しいのはそういう背景からだ。元は職人なのだ。そしてバウハウスというデザイン工房の校長まで務めた。シカゴのIBM(コンピュータの概念とそのものを作ったアメリカの会社、INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION 俗にIBMという、うちのレジの後ろの壁にかかる丸い時計はIBMが米国で製造したもの現物だ、当初はそういうビジネス周りで必要な機器の製造で始まった、特にこの壁掛け時計は有名である)ビルを設計した。ミースはIBMの企業概念に惚れ込み、ビルの設計に携わっている。私はミースの影響でこの壁掛け時計をアメリカで探し買ってきた。

格言の引用はこれくらいにして

イッケンドルフである。初回入っていたものが早々と売れてしまい、2回目の追加が入荷した。少しバリエを拡げた。イッケンドルフの詳細を昔から見ていて、冒頭の格言がいろんな形の詳細を見ていて思ってしまっていた。繊細で美しいのだ、日本にもこれぐらいのうすはりって存在するのだが、私的にはどうも、ドイツで生まれ、イタリアに工房を移したこの会社、その系譜が”色気”を感じさせるのだ、ドイツだけでも成し得ない、国境を接する混じった人々がこれを伝承させている、現在はイタリアの製品として存続している、そこが魅力なのだ、イタリアだから、日本におけるこの価格が維持出来ているのかなと思う、この時代、特にここ2年の状況下で。やがて上がるのは間違いないだろう、だから今なのだ取得するのが。コレクションは。と思っている、うちは単に価格を求めることはない、物語、美しさ、どこで作られているか、継続性、そして価格のバランスを求めている。

美しい

とにかく見ていてその言葉しかない、あと、プリミティヴ。紅茶に、特に夏の紅茶に適していると、今の時期に投入したのだが、冷たいアイスティーにふさわしい、そのプリミティヴな表情が。ダージリンやアールグレイを冷たくしたもの、そんなのだ、ふさわしいのは。インド紅茶に限ると、それはイギリス式の文化とともに育ったからだ。紅茶ほど、イギリス人が美しいものへと昇華させたものは、他にないと私は思っている。この件(くだり)はいずれまた、別のところで。

独自の世界観をもつ

ものはなんでもそうなのだが、独自性が全てである。100年の歴史がある今やイタリアのイッケンドルフは、デザイナー、アーティストとそれを具現するガラス工房職人との密接な共同作業を大切にしてきたガラス製品の工房である、高い品質で「透きとおる美しさ」歴史的背景からの独自の他にない世界観を持ち、今回私が思う最も大事な部分である、「極限までシンプルで洗練されたデザイン」と言う思想、ここが他にない部分で、先に挙げた色気という言葉、は、歴史が必要な部分なのだ、ただ歴史ではなくて、その地、地方や生活の背景に根ざしたというのは言うまでもなく、これが魅力の背景に横たわっている。それは今もガラス工房の職人による手吹きの作業で一つ一つが今も作られていると言う。ま、あり得ないことである。これは見つけて欲しい。色気あるシンプルってやつを。

ガラスはガラスであって、繊細で華奢(きゃしゃ)である。そのほとんどは強化ガラスではあるのだが、注意し続けなければ割れる。特にこのうすさは、でもなんでも一緒だ、割れ物っていうことでは、一個に対して、自分がどれだけ気持ちを持って使うかということだろう、大事な存在の対象はいつも気を遣うことで、壊れずに大事に育ってくれるってことさ。

美しい、とひきかえに大切にしなければならないことのあるを知る

 

 3,300円 容量1200ml
 
God is in the details
6,600円 ポットのこと
1,540円
1,650円 持ちやすさと美しさ、取っ手の位置のバランスが持った時にいい安定する、それも丸いのが、角にしたくなるだろうに丸だ、ここがドイツでなくてイタリアという生産、のイメージ?を思ってしまう。つまり色気だ。
2,530円 何も言うことのない造形美である

投稿日: 5月 18, 2024

農協牛乳

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

西口地下の紀ノ国屋さんで農協牛乳の取り扱いが、、、始まった。ふふふだ。

でもPOPにあるメイトーの意味はなんだろう、農協牛乳は農協の100%資本の協同乳業という会社が作る。それは高額な機械設備を含めてこの牛乳のおいしさの研究をつづけてきて、達成されているものである。だから協同乳業にしか作れないはず。メイトーとは日配の卸を束ねる会社のことか、そんなにたくさん売れないアイテムをメーカ・ブランドを束ねてまとめて各小売に納品できる、卸さんのことだろうか。わからん、メイトーってのが品質を表現してはくれないここでは、ここは普通であれば協同乳業となるはずなのだが。どこに行ってもPOPの精度を気にする自分がいる。それとも紀ノ国屋のはメイトーってところが作っているのか?相手先ブランドつまりOEMで協同乳業からレシピをもらい、設備と共に作っているのか、もう一度行って見てくる。数が売れるわけじゃないし、そんなはずはなかろうが、、、どうだろう。気になる。

ここにある牛乳は一通り全部飲んでますね。でないと語れませんわ。何度かね、一度じゃわからん、自分の体調もあるしね、味覚ってのは体調大事。日によって変わることがありますので、なんでも何度か続けてみる。

投稿日: 5月 14, 2024

NYC

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

地元の子はニューヨークのことNYCっていうニューヨークじゃない、LAっていう感覚か、二文字ならわかるけど三文字をね。ハンサム、そして服がいい、セレブでしょうけれど、こんなルックをしている子がいるなんて。親の意見だけでないでしょ。小学の4、5年ってとこかな。ここで取り上げられるってのはかなりクールと見られているからです。やはりデニム太めの切りっぱ、がいいのでしょうね。ヘアスタイル、目元のクールさがいい。

投稿日: 5月 13, 2024

塀まで一っ飛び、すきすきすきな。シャレ男

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

音楽もさることながら、「お洒落」ですよね、その本質は、この映画をご覧になる方はその出てくる時のいでたちとかヘアスタイルとかね、背がすらっと高くて、細くて何を着ても似合う、特にチェックのスーツ、ダブルね、気にして見てみてください。この写真もパラシュートウエアというかジャンプスーツというかツナギとはまた別物。高橋幸宏や高中正義は一番影響受けていたでしょう、ファッションとしてね。小原さんもすごいお洒落でね、まぁミカバンドってそんなので、服がとにかくお洒落。

大きなイベントの準備で、多分初日は行けそうにありませんわ、初日が大事なのにね^^ 
安井かずみさん、ワルそうな顔してますがフェリスです。とにかく加藤さんが安井さんのこと好きすぎたのでしょうね。それは絶対にそう思う。映画の中ではどう表現されているのかなぁ。これフィラのペアです。当時の最先端で細くないと似合わないのがフィラでした。マジでだからこの二人がよく似合ってね、また、おしゃれ番長二人だから社会に対する影響も大きくて、その筋にね。
これも出たか、今月。下の左、鈴木茂!ギター!
初期、ユーミンのたくさんの名曲はこれから生まれていますよ。

投稿日: 4月 24, 2024

横浜モアーズのレストランフロア・リニューアル

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

横浜ハーバー・ミニのイラストを描き、パッケージデザインをした親しい友人とはこちらです。さらに引き続き以下も!横浜のロゴデザインを背負ってますね。

横浜駅モアーズ9Fのレストランフロアが改装です。そこの「おいしいカウンター」のロゴデザイン制作をされてます。以下「小島さんの言葉」より。

「明日25日(金)に、横浜モアーズの9Fレストランフロアが美味しく生まれ変わります。カウンターだけのお店も6店出店。ロゴをデザインさせていただきました。横浜駅をご利用の際は是非っ。」

いいですねー皆さま、こぞっていきませう!

伝説のサン・アドの小島潤一さん  
 美味しそうなお店産ばかりじゃん
 
 

投稿日: 3月 16, 2024

クレマチス 復活

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

春☘️です。強いクレマチス、根っ子だけで残されていたところから、ツルが伸びて、あっという間にこの鉢全体になって、美しい花を今年も咲かせます。こういうのが一番嬉しいね。春に花咲かせ、6月までと言ういさぎよさも好きなところ。桜はたった数日ですがね、

私が一番好きな国、英国では薔薇をキング、クレマチスをクィーンと申します。エリザベスのクィーンです。

クレマチスと紅茶が好きなのです。