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7月 26, 2024
森正洋の茶碗展開催中
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日本の陶芸ではなかなか見れない、色の美、掛けわけているわけだが、色使いが際立つ、よりアーティスティックになる。ロクロ使いとむつかしい釉薬の色出しと薪(まき・木材)窯での何年もの「炎と釉薬」のハーモニー経験によって少しづつ少しづつ到達できるかも知れないぐらいの芸術領域、あまり知られていないがマイケル・テイラーの釉薬遣いは美しい、西欧の人にしか出せない色がある。使うというよりも飾るという感覚が近い。ブラウンの瞳とブルーの瞳では映る色が違うのかも知れない。それらは全て窯の周辺にある自然背景からインスピレーションされた色、グレイジーズの美を日本に紹介したい。イギリスで作陶、見て知っていただきたい。器の美。(文・MWL オリジナル)
¥39,600 Φ35.5cm H10cm
Art for all Made in North Devon where west England
by Made With Love Store
森さんのデザインの展示会中です。是非ご覧頂きたく、そしてお茶碗を新しく追加してください。お待ちしています。
これは森正洋が考えた一筆で描くデザインの茶碗である。今も波佐見の人が手で描いている。だから二つとして同じものはない。プリントはしていない、手で描いている。磁器の器の形の成型は型で作られている。だから今も価格は驚くほどの安さだ。型と言えども作りには時間はかかるし、手間もかかる、そして仕上げは手描きだ。なのに驚くような安さの価格がついている、今も。
日本人の琴線、「赤い糸」結ばれるであります。スタートするタイミングにこれほどふさわしい器はないだろう。贈っても、いただいても嬉しいもので、この器を忘れることはないだろう。若い方々へのプレゼントには最適だろうと、私など思ってしまう。
波佐見の森デザインの食器に似ている、デザインではなくて、作り方や思想が、であるが。ヒースセラミックスという食器がある、1948年に創業している、サンフランシスコの北の郊外、今となってはパロアルトなどのITリッチな企業の若い従業員たちが憧れ住む街となっている、普通に年収3千万ぐらいの。サウサリートという今や高級住宅地になった街にある。作りは型でできた磁器に手加工を最後に載せる手法、思想も、アメリカと言えど、大戦後の帰還兵が膨大に帰国してのベビーブームとその旺盛な需要による、高度経済成長が始まった時代のもの、「アイクラーホーム」などのプレハブ住宅、日本のプレハブハウスメーカの始まった頃と同じ、その世代の人たちに新しいデザインとして、「使いやすく、生活の中に馴染むモノ」という思想はほぼ同じように始まっている。西海岸を代表する思想の今も優れた、成型の食器として手作りの大事な部分や色が特徴で魅力的な製品となっている、森デザインの思想に近い。しかし価格は時代に対応した価格になっている。つまり安くはない。あたり前の価格がつけられている。
森デザインを思う時、いつも片方で頭をよぎるのがヒースセラミックスの存在だった。つまりセラミックスタンダードがここにあるということだ。
投稿日: 2月 15, 2024
JW ANDERSON at NY
ロエベのクリエイティヴ・ディクレターであり取締役であるジョナサン・アンダーソン 自身のブランドJW ANDERSONのデザイナーでもある。イギリス人で、普段の本人は至って普通の格好をしている、極めてイギリス人的なトラッドマインドな人である、ドリスのように、この世代の人としての。息子ぐらいの年齢だが。また、アートとクラフトの熱心な支持者である。このティーカップもイギリスの有名などこででも見かけるものであるが彼がフィーチャーするとまた違うものになる。このSSのコレクションである。
ロエベ、JW ANDERSON ともにLVMH の傘下にある。いずれ単体としてのルィ・ヴィトンのアーティスティックディレクターになるだろう、それが相応しい。これらハイ・ブランドにはクラフトへの理解や情熱がまず基礎、そういう意味でジョナサンは相応しい。
小北條さんはサーフィンをされていまして、神奈川のウチにお越しのおりは足を伸ばして鎌倉方面へ、そして海に入られたりと、神奈川 LIFE をenjoy されています。
やはり自分の日常には切って切り離せないものが並んでいます。ダブルジョブを持ちながら、休みの日は自然からもらうパワーや、目に入る2度とはない景色や波にゆだねている。新しい発想が出てきそうですよね。きっといい時間でしょうね。