投稿日: 2月 28, 2022

Patagonia Workwear

カテゴリー: Liberal Arts

今日の制服 パタのワークウエアはうちの制服。Jean Shop 別注のコンズ・ワンスター ミートパッキングにあった頃。紐締め上げるの好き。カモのニットはポロの。

投稿日: 2月 27, 2022

ホテル ニュー グランドの食パン

カテゴリー: おいしい

今朝の様子から。想定外に山下町のHOTEL NEW GRANDの食パンをいただくことになり、唖然と。なんと、なんと、柔らかくて美味いではないか、二回目の食べる味である。ハニーを塗っていただきました。プーのマグだからハニー。尾池さん草ちゃんはジョン・リーチとぴったりと合う、うちはこの人達をこれからも推して行きます。いつも本当にありがとうございます。

投稿日: 2月 27, 2022

ロゴデザインの重要性

カテゴリー: Made With Love

今を遡ること約20年ほど前に、それまであったロゴデザインから今のこのロゴデザインに変更しました。サン・アドの葛西薫さんにお願いし、何度も打合せの上で決定しました。でも基本は一番最初に出てきたデザインを尊重して(なんでもそれが一番だと思う自分がいる)当時の事業部長、社長にプレゼン、ご了解いただき決定しました。重要だったことは、新しい都市社会の暮らしに対応すること、そしてこれからは環境を意識し続けること。これらがブランド・フィロソフィーのバッグボーンになりました。そして「中庸のプレミアム」「平凡の中の非凡」「颯爽」というテーマを確立していき、ブランドは時流に乗り非凡な成長・拡大を、コロナが始まるまで続け、会社の屋台骨を支える三つのブランドの一つにまで成長したのでした。このロゴの前のロゴも、リスペクト尊重し、子供服のアイコンとして使われ続けてきました。三顧の礼を尽くす思想を大事にしてきました。

実は上のUNITED ARROWS の文字は最初は小文字だったのですが、数年後に正式なロゴである大文字に変えてもらいたいという依頼があり変更されました。重要なロゴデザインの基本である三角のスタイルが踏襲されています。海外の服の展示会などに行くとリラクシングという名前がいいね、響きがいいよってよく言われたものでした。

投稿日: 2月 27, 2022

京都国立国際会館の素晴らしさ

カテゴリー: リスペクト

大谷幸夫さんの設計による。東京大学の第一工学部建築学科卒業、これは1966年の製作物である。去年ある仕事により取材に行った、自分の目で見てみて、自分で考えるためである。ネット上の斜め読みだけでは信用できない、納得できない性格だからだ。現場だ、物事。

大谷さんはほんとうにかっこいいい、ミーハーにいうとそうなる。いないなこのテクノクラートは。

なんともまぁ、な、設計である。50年を経過してもすごいなと思う詳細の思想に驚くばかりだ。

是非訪ねていただきたい。京都のジャイアントな建築

実に美しいね、照明のデザインが随所に素晴らしさを発揮している。

投稿日: 2月 26, 2022

村越風月さんの急須

カテゴリー: アルチザンな人たち

日本の陶器としての急須の茶聖、人間国宝・山田常山さんに師事(師匠として尊敬し、直接教えを受けること・今の時代になっても、どんなジャンルでもそれは重要で、それが出来ている人が若くとも高い領域にいるといろんな創り手を見ていてそう思う、急須とか陶芸に限りません、例え服であろうとも、独りよがりでない創作性という観点からは)されました。常滑急須の本流を行く人。そのなめらかですべらかな表現が常滑。他の産地にはありません。美味しいお茶を少しいただく、お茶がもたらす世界に世代などはありません、どなたさまにもです。到達している技術の高さを日常に。LIKE NO OTHER な作品だけを。

手造りで陶器製の茶漉し、美味しいお茶を精密にわたり淹れる基本 急須の種類をコレクションする、蒐集する楽しみがあります。
しもぶくれたデザインがかわいい、とても淹れやすそうなデザイン、なんて美しいのだろう。オリジンである。
まもなく新茶の季節 とても優秀な作品がここにあります。ここから佇まいの美しさ、凛として、シュッとしている。
たくさんの若いお茶好きな男の子たちが、うちの店を訪ねてくれます。村越さんはその好みの頂点にあります。まずはここからです。急須好きには。たくさん持つうちの一つとして。始まりにふさわしいのは村越風月。

投稿日: 2月 25, 2022

ハイカラさんはハイ・カラー

カテゴリー: Liberal Arts

横濱にとって港はその街の近代化にとても大事な礎でした。日本は鎖国していた時代を経て、ここで開国・開港をし、日本の物産はここを起点として世界に出て行きました。人もそうです。そして外貨を得て日本は少しづつ豊かになっていきました。その外貨を得るための重要な輸出品目の一つが、山手・山下町一帯にあったお茶の加工場で作られていたお茶です。その山と下を言う山は今やフランス山と言われていて、ハイカラな街のシンボルとなっています。ハイカラは町を闊歩した高い襟のシャツを着た異人さんの姿が洒落ているということからのハイ・カラーが語源となっています。

このあたりで茶が栽培されていたわけではありません、煎茶になる最終の加工をする、全国からの荒茶を煎茶へとその時代の技術として高いものがあり、製茶製品化した場所であり、そしてここから輸出されていたのです。約40年ほど後に静岡・清水港がその役割を担うまでここが主役でした。

さらに、茶聖・岡倉天心の存在も、東京大学を出て、やがては東京藝大の初代校長になるぐらいに、茶・文化あっての日本を説きそしてその礎となった。日本の茶を世界に広めた日本人、この人もここ横濱の中心で生まれています。お茶と浅からざる縁のある横濱の港が見える丘です。

そんな思いを込めた、お茶をつくりました。横濱らしく「颯爽」とした心地よい海風が吹くような。MWL STORE オリジナル企画の「ハイカラ」さんです。

若い人々にこそ、煎茶を呑んでいただきたい、日本のおいしーいお茶を、そして急須や茶杯を使う文化を継承して行ってもらいたい、と思います。かっこいい、表面上のカタチだけでなくて、本質の美味しいという事実をこのお茶で味わっていただきたいのです。お茶と茶器、MWL STORE です。

横濱は文化・芸術都市です。横濱美術館(改装による長期休館中)と三渓園をみていただくとわかります。芸術は横濱を表す言葉です。岡倉天心の精神を大事にしたいものです。

 

貿易、そして海外からやってくるハイカラ、それは日本を豊かにしてくれた。横浜港、日本でも傑出して美しい港、海から見るとそう思います。海からの景色が一番の横浜港、是非、遊覧船に乗ってみてください。

この街が好き。

投稿日: 2月 23, 2022

釉薬美:マイケル・テイラー

カテゴリー: Made With Love

日本の陶芸ではなかなか見れない、色の美、掛けわけているわけだが、色使いが際立つ、よりアーティスティックになる。ロクロ使いとむつかしい釉薬の色出しと薪(まき・木材)窯での何年もの「炎と釉薬」のハーモニー経験によって少しづつ少しづつ到達できるかも知れないぐらいの芸術領域、あまり知られていないがマイケル・テイラーの釉薬遣いは美しい、西欧の人にしか出せない色がある。使うというよりも飾るという感覚が近い。ブラウンの瞳とブルーの瞳では映る色が違うのかも知れない。それらは全て窯の周辺にある自然背景からインスピレーションされた色、グレイジーズの美を日本に紹介したい。イギリスで作陶、見て知っていただきたい。器の美。

Made in England 

投稿日: 2月 23, 2022

振り子の時計2種と掛け・置時計を2種

カテゴリー: アルチザンな人たち

お家のお部屋にとって、掛け時計はとても重要なアイテムです。部屋のデザインを決定づけるとでも申しましょうか。しっかり作られている手彫り(上)の時計です。

ノミ跡 サイズ:丸い部分約18㎝ 振り子を含めた長さ約35cm 価格:15,000円 税込

ツルツル サイズ:丸い部分約18cm  振り子を含めた長さ:35㎝ 価格:13,000円 税込

この様に、本棚においても、壁にかけてもいい、

投稿日: 2月 23, 2022

仁さんの急須のセット

カテゴリー: アルチザンな人たち

愛知県の下の方、知多半島の田んぼには滑(なめ)らかで滑(すべ)らかな、陶器に適した粘土の土壌がありました。周りを海に囲まれた土地はさらに藻掛けという、海藻を巻き付けて、焼き上げて模様を出す手法の発見にもつながり、他の日本の中国地方の六古窯に見られる、緋(火)襷(ひだすき)という手法にも似たものです。言わば一番常滑らしい、風土が反映されているのがこの藻掛けという、常滑ならではのものだと思います。土は白泥(はくでい)を使用しています。朱泥、紫泥、鳥泥(うでい)とある土の中の、一つが白泥です。仁さんはよく使われています。茶こしは陶製茶漉しを採用しています。つまり自分で手造りです。仁さんの長い作家人生の集大成がこの急須に表れています。小さい急須だけれど、しっかりした存在感と佇まい、形があります。僕はこのセットがとても好きです。正直、急須展の間中に残っているのが不思議で仕方ないものです。

谷川 仁

サイズ:高さ:約80mm 最大長:約110mm φ 約95mm 容量:約130cc 価格:13,200円 税込

茶杯:一個2,200円 税込

お盆は「盤プロジェクト」の陶器製の折敷であり、お皿としても可 サイズ:約Φ 24cm 価格:6,600円

写真は光により影響うけますから、この色が一番現物に近いですかね。美しいセットです。玉露でどうぞ。
一個一個が気の遠くなるくらいの手造りで美しい形状の陶製茶漉し。蓋と本体のすり合わせも絶妙です。指先の芸術
焼き方によって、茶杯とは色が少し濃淡しています。急須の方がグレーっぽく、金色っぽい藻掛けの表情、
口先の付け根、底の表情など、息を呑んでしまいます。
盤プロジェクトは今回とても人気がありました。新しい発見をしていただいた方が多数おられました。とても嬉しいです。

投稿日: 2月 23, 2022

漆塗りの切替チェリー材の各ボウル

カテゴリー: アルチザンな人たち

チェリー材に漆の切替塗りを施しています。経年で育っていきます。

価格 右上カップ:5,300円 左上プレート:5,300円 右下ボウル大:6,800円 左下ボウル中:5,300円

切り替えた表情が美しく上質な感じに見えます。手触りも良いです。
揃えだすとはまります。用途もいろいろ、食卓のにぎわいに。
チェリー材の色は美しい、やすらぎを感じます。長い時間を経た自然の恵みですね。そこが木の食器の特徴で、ナチュラルな部分を残すことで他の食器にはない感性が生まれていますね。