




始まった、カイ・フランクという巨匠の作品展を。とても素晴らしかったです、結構長居しましたね、ほとんど人いなくて、貸切でしたから余計。素敵でしたから是非。
信楽焼(滋賀県甲賀市)の特徴は素朴さを生かして、日本的な風情を表現することにあります。このため無釉の焼締めが得意で、土の中にある鉄分が赤く発色する緋色、火色(スカーレット)自然釉、松灰に長石をほんの少しを加えたビードロ釉薬などが特色です。焼締めは陶磁器の分類上では拓器(せっき・半磁器、焼締めと呼ばれ、陶器と磁器の中間の要素を持ちます)であり、古墳時代の須恵器(焼締め)を基に発展してきた技術です。一般的に陶器は素地に吸水性があるので日常生活での用途が限定されるため、釉薬をかけることが一般的です(陶王子の旅でも語られています)。焼締めも広義には陶器の一種ですが、高温で焼成させる為、硬質で吸水性が少なく仕上がるため施釉しません。常滑などで見られる急須がそれにあたります。このことから、自ずと土その物の特徴を生かした素朴で味わい深い出来上がりとなるのです。
fog linenさんの、来年のカレンダー・キッチンリネンが入荷しています。とてもかわいい。
今日から元町はチャーミングセールが始まってます。帰りに石川町にもお寄り下さいませ。