投稿日: 5月 20, 2018

学問のすゝめ

カテゴリー: Liberal Arts

慶應義塾の卒業生ではございませんが。
これを著した、齋藤秀彦さんとは少なからずのご縁がございまして、以前一緒に仕事をさせていただいておりました。その関係でご本人から、出版された旨のご案内をいただきました。真面目生一本なんだけど、バランスのとれたユーモアのある慶応ボーイでした。
幼稚舎からあがり経済学部を出て大学院のMBAまで取得されていて、やはりリベラルで広い視野で、どなたにも説得力のある言動は他にいない方でした。ご本人はまだ40代ですね。
二十四節季の話を歳時記として捉えた話の展開が面白くて、あっというまに読んでしまいました。
これが福澤本の二冊目ですね、それもそのはず、ご本人は「慶應義塾福澤研究センター」の所員でいらっしゃいます。本業は慶應義塾横浜初等部の教諭をされています。一緒に働いていたところから一念発起で、新しく出来る学校の始まりに立ち会いますと当時おっしゃっておられて、さすがだな秀さんとお話ししたものでした。自らの思いを叶えられての教育現場へ、だったのでしょうね、いきなり先生されるより、多彩な人生経験が、今の仕事に生かされていくのだろうと勝手に思っています。それも福澤先生の教えなのでしょうね。とても魅力的なお人柄です。
是非、お読み下さい、「おすゝめ」します。

投稿日: 5月 14, 2018

新茶入荷いたしました。

カテゴリー: Liberal Arts

伊勢茶の新茶が入荷いたしました。
立春から数えて、八十八夜頃に摘まれた、新茶です。
季節の恵みに感謝して、味わうという、昔からの日本の風習に習う日々を。
今年は、飲み比べ用としまして20g入りもご用意いたしました。

伊勢茶「かねき伊藤彦市商店」
□ 新茶2018

新茶とは、冬を越し、養分を蓄えた茶樹がその年初めて出した新芽からできたお茶で、摘採時期の五月上旬前後からの2ヶ月ほどの間だけ楽しめる、鮮烈な若菜香が特徴のお茶です。
今年もまたこの同じ時期に、日本人が新茶を楽しむことができるのは、太陽の運行がひとしく行われ、自然の流れに逆らわず茶樹を見守るお茶農家さんがおられてこそ。どうぞ、飲み終えた後、急須の中に入ったやわらかな茶葉に触れ、こわれずに残っている茶葉の一枚を開き、茶園の風景を想像していただけますと幸いです。

新茶 一会(いちえ)
三重県の南勢地方にある大紀町産の普通蒸し煎茶と大台町産の浅蒸し煎茶をあわせています。お茶のあまみと新茶の爽やかさがお口の中で調和します。2018年の個性ある茶葉2種の出会いから生まれた今年だけの味わいです。

新茶 度会(わたらい)
三重県の南勢地方(度会町)産普通蒸し煎茶です。素晴らしい自然環境の下、化学合成の肥料や薬品に頼らずに育てられたお茶。熱湯抽出も楽しめるほか。美しい茶葉は目で楽しみ、そのやわらかさは食してお愉しみください。

[淹れ方の目安]
湯温:80℃ 浸出時間 1分(湯温が高いときは短めにします。)
茶葉の量:お使いになる器の大きさによって適量が異なります。
小さい煎茶碗なら、お一人あたりティースプーン1杯
普通サイズの湯飲みなら、お一人あたりティースプーン2杯が目安
お好みで茶葉の量を増減して下さい。2煎目以降は熱い湯を差し、すぐに注いで下さい。

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投稿日: 5月 11, 2018

伊藤雅風の⑦

カテゴリー: Liberal Arts

端正でいて、静謐(せいひつ)なる存在。
そういうものがどんどん少なくなってきているのだから仕方ない。
出会ってしまうこともあるのだな。
急須の世界へようこそ。

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