180 Degree South

ノース・フェイスのファウンダーであるダグ・トンプキンスとパタゴニアのファウンダーであるイヴォン・シュイナードはエル・キャピタン(ヨセミテの壁)を根城としていた頃からの盟友であった。その後二つの会社を興している。その彼らの若い頃の原点の旅とその後何十年も経ってからの再びの旅、180とは南米パタゴニア地方をカリフォルニアから見た位置付けの旅を指す。数年前にダグはアウトドアの帰途の途中に低体温症で亡くなった、イヴォンの寂しさを思うと。。。今やこの2社の影響たるや、特に日本、世界でも例を見ません。でもね、パタゴニアの一時期をモンベルさんが救ったし、ノースはゴールドウィンさんがそのクリエイティブを盤石なものにして今があると思います。2大ブランドと日本の切っても切れない関係の話です。でもzeroはアメリカから生まれている。ゼロから1にするむずかしさ。1から2、3、あるいは5には出来るんだ、あるんだな、要は何もないところ、つまりゼロから産むことのむずかしさ。それをファウンダーって言います。

伊藤 成二・甚秋陶苑

新しい表現にチャレンジし続ける伊藤 成二さん
ポスト・モダンの急須、モダンの後継者
素材やステンの曲げ、絶妙な太さ、取り付け部分の素っ気なさ、モダンそのものだ。
これでうまいお茶が飲めるんだから
常に急須の未来を切り開いて来られています。
それを意識されてるか否かは別にしても、私にとってはとてもアール・ヌーボーな曲線が随所に見られる、取っ手の上部のクルッとした曲線とその難しいであろう取り付けに。ボデイに描いたライン、蓋のつまみの反りなどヌーボーなんだなこれが。急須をロクロする過程で多分色んなことを作家は思ったと思う。まさに急須アール・ヌーボーだな。ついて行くのがやっとの急須の世界、だから急須は面白い、小さなアートの塊なんだよ。この位置からが一番好きかな、それにしても取っ手の上部の反り返りのヌーボーさと言ったらないなぁ。。。
成二さんのポスト・モダンの展開には興味が尽きない、盤のシリーズもその延長線上にある。そう理解している。常滑の多様性をもっと色んな人に知ってもらいたいのだが。。。