VITSOE

首都圏で壁面の全ての什器がVITSOEなのは銀座の松屋デパートのデザインコーナーとうちだけ。一部ではそのLess is More な思想はわからんと思っているからで。また、ディーターの思想に深く共鳴したからで、ロンドンの昔のショールームに20回ほど行っている、あまりに好きで。商品が良いように見えるように、いつか使えればなぁという、とにかくその一点、オーナーの店舗ならではのことだろうと思う。ただ商売の店にはできないだろう。美しい店舗はあってもね。

商品もイベントも内装も接客も、そのストーリーテリングのための作品である。MWL STOREという思想の。

思想の無い美しさを良しとはしない。始まりからその普遍的な思想が軸である。そこから物を選び、いい作家さんと出会っている。