ギリギリの戦いでドイツ国内の工場が残された。35,000人のリストラ、給与の減額が条件で労使が合意。実は経営にとっても国内工場は残したかったものだろうが、オールオワナッシングの状態まで経営は追い詰められていた。やがての日本にとって、遠い国の話ではない。ドイツと日本は自動車大国というか、傘下に広がる関連産業の国家的影響力の大きさが、EV化というパーツの少なさに喘ぎ始めている。人は削減しかないし、そこでしか営業利益率の二桁化は成し得ないのだよ諸君。二桁あれば良い企業像は賄える、IT系などに人が群がるのはそこだ。いろんな部分に手を尽くせるからだ。とにかく知恵がいるトヨタ並みに。