北欧にハマったのは1980年頃、家具、ハンス・ウェグナーという家具作家を知ってからだ、当時彼はまだ60代でばりばりだった、デンマークとは言え、ほぼドイツ国境の生まれだから、デザイン意識が高い。自分はドイツのモダニズムと北欧のプリミティヴを混ぜるのが好きだった。バウハウスの流れにある収納のインターリュプケやポーゲンポールというシステムキッチンが好きで、その対局にある、ソリッドでマッシヴな北欧家具に、特に椅子に傾倒していた。
でもどういうわけかクルマは北欧に向かわなかった、ドイツだった、乗ってるのはVWだったし、当時のアウディのデザインが好きだった、モダニズムがあったのだ、だからその後アウディ80っていうのに乗っていた黒だった、ヤナセがやっていた。家具やインテリアデザインや陶磁器の北欧は好きなのにクルマはそれに向かわなかった、なぜか不思議だ、多分走りだったのだろうな。
この写真の製品はいずれも今のじゃなくて20年以上前のものです。探してたら出てきた、カップは好きなスナフキンとムーミンだ。自分が扱っていた商品でその当時もとてもよく売れました。貯金箱もマグも。
世の中が、あまりに北欧っていわれるものだから自分が距離を置き出した、天邪鬼。あえて違う方向に行こうと。だってね80年代初頭からやってると、なんで今頃って思ってしまう自分がいたから。北欧の本質って深いから。
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ティーソーダに使っているのはアナナス・ティの「プティット・フランス」という種類の紅茶、今日はホットでレモンとハーブを。美味しい、毎日飲んでいると気のせいか肌の感じが良くなっているような、レモンとかがいいのかな。