投稿日: 8月 03, 2019

鳥取民藝の祖・牛ノ戸焼

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待ちに待っていました、二年来の牛ノ戸焼が入荷してまいりました。鳥取民藝、山陰民藝の始まりとしての「牛ノ戸焼」。私たちにとってもスタート時にありましたとても重要な窯さんです。三年経って、また「牛ノ戸焼」

牛ノ戸焼は、江戸時代後期から日用雑器を製作していました。吉田璋也 (よしだしょうや) は、牛ノ戸焼が作った五郎八茶碗に出会います。そして、吉田が提唱した新作民藝の製作をともに推進し、柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチら民藝運動の中心人物が指導を惜しみませんでした。 お陰で、数々のベストセラーが生まれました。民藝とは:柳宗税が提唱した言葉で、民衆的工芸の略。用に即した美を、民衆の生活のなかに見出すという、工 芸に対する思想をいう。

やはりどの作品見ても力強いです。綺麗に作り過ぎない、しかしながら攻めている、現在の牛ノ戸焼です。明日から店頭に並びます。

牛ノ戸を代表する歴史的銘作「三色掛分皿」牛ノ戸焼が吉田璋也の指導と共に日本で初めて作った。ここが元祖の掛け分け、モードなクリエイティブはここから各地に伝わった。新作民藝の象徴的存在であります。吉田たちがシャレ人だからこそ出来た偉業です今となっては。お洒落な、とは、すでに洋服だけのことを言わないですよね。
独特の表情な土瓶
掛け分けの土瓶味があります。なかなか出てきませんから見かけたら買うがよろし。
湯呑
五寸皿
六寸皿
七寸皿
反平皿
六寸菓子鉢
マグカップ
ビール呑

洒落者の系譜 吉田璋也

吉田璋也 洒落者であった
サスペンダーが柳宗悦(柳宗理の父)右で立つのが上も下も白で蝶ネクタイの吉田璋也
鳥取に民藝の大家達が指導に集結、左がバーナード・リーチ、その右人間国宝・濱田庄司、ひとりおいて、右端が吉田璋也 鳥取モダニズムの祖

そうだ鳥取行こう。