Posted on 9月 03, 2019

旅する、千年、六古窯、常滑。

Posted in Liberal Arts
他のどの産地にも似ていない常滑。
人が魅力のその町には、繊細な手作りの高い技術と創造性が共存し専門性が花開いている。私を惹きつけてやまない、なんという縁で結ばれているのだろうと思う。
横浜から近いものだ、車で数時間でこれる、そこには専門性に特化した日本の繊細が静かに佇む。
この町が好き、それはひとえに人の魅力にあります。

お茶と茶器の切っても切れない関係、いい茶器で飲めば美味しいお茶がやはり美味しい。茶器に込められた作り手の人たちの思いも一緒にいただいているからですね。生産性などとほぼ無縁のその町の作りだす芸術に向き合えば、誰しも言葉を失うだろう。生産性という言葉ばかりを追いかけてきた人間にとって、そこには人としての原点があるように思えます。お茶と茶器、遥か安土・桃山の昔から、文化が作られてきた日本。それを日常に落としこんだのが煎茶を始めとする、人々の日常日々のお茶の世界、美味しくて体に良い、日本人の食事の常にそばにある煎茶の世界がそこにある。途絶えることなく続く、日々の美学は煎茶であります。途絶えることのない作り手の伝統こそが日本を繁栄させてきた原点でもある。お茶を飲み続けたい、お茶と茶器の作り手の全てがこもったお茶を。美味しいお茶がそこから生まれる。

火と人、土と人、水と人、出会った風景、未来は変えて行ける。