春の急須展より⑤

千葉光弘さん、この緑の色の上品さや佇まいの静謐さ。焼きあがってこの表情が出るまでに時間がかかっただろうと想像してしまいます。詳細が美しいというか、常滑の手作り作家さんもの急須に共通することですが、手触りの良さ、しっとりとしっくりと来るこの素材感は常滑ならではのものでないかなと思うのです。美味しい煎茶はやはり急須があって完成します。その中でも手作りでしか出せない表情がここにあります。とにかくこの上品な色に見とれてしまっています。

なんと丁寧な仕事なのでしょうか。
魂は細部に宿る、その言葉が相応しいほどに詳細の美しさがある、一点一点にこもった気持ちが想像できてしまうのです。煎茶をいただき、器に見とれしまう、そんな時間が過ぎて行きます。
実に美しいですね。
静謐で知的な佇まいは、常滑の優れた急須に共通している構成要素だと思います。産地のつくり手の人たちの世代を超えた切磋琢磨がそれを生んでいるように思えてならないのですが。。。もっと知って欲しい、ワタシタチ日本人のモノづくりの心や原点。

春の急須展より④

伊藤成二さんの急須、美しい平急須と言えば、それは伊藤成二さんの手によるもの。茶葉が面白いほど開いてその表情に驚きます。造形としての美と美味しさの一滴のために、辿り着かれた世界があります。

急須好きとしては持っておきたい平急須、ならば作家は伊藤成二さんになります。
手触りがほんとに気持ちいいんですよ。
取っ手と口先の長さの本体との絶妙のバランスが美しい。
この網茶こしの取り付け、うーん、うなりますね。

湯冷ましと茶碗 美しい
王道の中に見る革新性
どこから見ても、佇まいが決まっています。
土の表情がいいですね。

John Leach

お待たせいたしました。ジョン・リーチのキャセロール鍋とティーポットの小が本日入荷いたしました。

日本の民藝を指導したバーナード・リーチの孫、ジョン・リーチさん民藝の遺伝子、ジーンが流れる。僕はジョン・リーチさんの作品が大好きです。

トーストのような焼け具合からトーストと呼ばれている。
紅茶をたくさん飲むイギリス人が使います。
小さなピッチャー
小さめのマグ
ジョン・リーチの窯、最高にかっこいいですよね。
日本の窯元のあり様とはまた趣が異なります。かわいいですね、こんなところで創っているのですね。
舞鶴のマディさんでも同じ光景を見ました、薪窯です。薪窯が創作に影響するのは間違いありません。そう思うとますます、マディさんの創作性は貴重であります。地元の土、自分たちで作り、形を創って、絵付けもして、そして薪窯で焼いていて、あの値段なのか、、、と思うと頭が下がります。工藝が好きでアートを愛していないと出来ないことですよね。それは遺伝子がそうさせるのでしょうね、あとは真面目で直向きな創作への思いとでもいいましょうか、イギリスの窯を見て舞鶴の窯元さんの尊さを改めて実感しています。美しいと言えるものがお好きなのでしょうね。素晴らしい生き様だと思うのです。
この火の廻りでの焼け方をして、「トースト」言われていますね。

何が美しいかがわかるまでには時間がかかる。美しいものが美しい。

春の急須展より③

私どもは現物をご覧いただいてのお買い上げを推奨いたしております。まず作家さんの作品を見て、触れて、そして説明を詳しくお聞きいただきたいからです。
美術品との出会いです。使えてなお且つ美術品はそうない、茶にまつわるものには多くありますね。
山田 想 
出会っていただきたい。
常滑の素晴らしさに。

春の急須展より②

丹下悦子さんの急須。これも常滑、懐が深い。女性らしさを超えた美しさがあります。なんか安土・桃山の時代にあったような、そんなものはないのでしょうが、どこかあの芸術が一気に開いた数十年の時代を思い起こさせる。(全てSOLD OUT)

金粒急須後ろ手
なんと、湯冷まし。
すごいとしか言いようがない。
金粒平急須
どんなお茶を淹れてやろうかと考えてしまうのじゃないでしょうか。

春の急須展より①

清水小北條(しみず こほくじょう)さんの急須。清水北條(常滑市無形重要文化財指定、現在5名の内の一人)さんの子息にあたる、父の影響を受けながらも独自の美的感覚に優れる作家さん。父譲りの独特の焼締と素材が生きる轆轤の急須は美しいという言葉がふさわしいものになっています。
取っ手が特徴的、小さい方が、小さいのにとても力づよい作風に仕上がっていて、とにかく今回びっくりした作家さんです。常滑ってすごいな。形が洒落ていますよ。(SOLD OUT)

TEA FOR PEACE LOOK .

青山に着きました。
本日の茶商のいでたちは、やはりMADE IN ENGLAND英国製造のバブアーの象徴ビデールのデザインやサイズを触っていないオリジナル、日本のはやたらと原型壊してるの多いものですから、私は原型。と足元はボストンはアメリカ・ニューイングランドの巨星、オールデンのチャッカ、オールデンの中でも最高峰にてスタンダード、30年ものです、大切に使い続けています。

真泥 MUDDY までい マデイ 展

真泥さん。去年の6月に舞鶴に伺いました時のブログの記事をあらためてご紹介。
http://mwl-store.com/2017/06/04/4074/

焼き物と向き合う姿勢や生き方が垣間見得ます。誰からどのように影響を受けてきたのか、創作性の原点と言えます。二人して簡単ではない方へ、難しい方へ行かれています、だからこそ一つ一つの芸術性が高まっていると思うのです。他にない大きな魅力です。今回、このような大きな規模の二人展を開催していただくことが出来てDream is come true です。大変な準備、手間と労力をかけていただいています。本当に嬉しいです感謝の気持ちでいっぱいです。芸術家の作品を大都会横浜の地でたくさんの人に見ていただきたい。そして自分たちと同時代に生きる、自分たちには出来ない芸術を創られている作家さんの作品を日常の中に取り入れていただきたいなぁ、私たちの思いや使命はそこにあります。
小さな店が精一杯体張って表現してまいります。

改めて、そんなこんなをご理解いただきご来場いただくお客様に感謝、いつもありがとうございます。素敵な作品の数々をどうぞご覧下さいませ。

横浜 石川町 リセンヌ小路
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