投稿日: 1月 28, 2017

立原さん

カテゴリー: Liberal Arts

うつろわぬ日本の美、それを教えてくださったのは立原さんです。
物だけでは完結しません、その上にのる『食』『飲』があってこそ、すべては繋がる、そして佇まいも含めてです。
丁寧に、新しい時代の価値観で目利きした、これからの時代に通用する、素晴らしい品々をずーっと探し続けています。出会いがあるまで。ご縁があるまで。

投稿日: 1月 25, 2017

JEANTET のチョコウエハース

カテゴリー: Liberal Arts, おいしい

先日のイタリアに行った折、現地の人にお教えいただき買ってきました。チョコウエハースのローカルショップ、お店も歴史ある佇まいと共にとても素敵でした、でも決して華美すぎず、ローカルショップの域を出てはいませんでしたが、だからこそ本当に素敵なお店であり、こだわりなのだろうなと思いました。
この包装でお店にずらりと大きさ違いで並んでいましてね、それはそれは可愛かったのです。
日本に持ってかえり、しずしずと開け進むにつれて、またびっくり、その包装やトータルのデザインセンスに、これは売れる筈だよねーと思いました。食べてみて、またびっくり、チョコが分厚く、ウエハースとの感触もバッチリで、いろんなこれ系のお菓子を知ってはいますが、これほどなのは初めてでした。
あーまた食べたい。。。
ミラノから車で1時間半ほど北に向かうアルプスの麓にある、BIELLA ビエッラという静かな町にあります。

PHOTOS: kojimambo

投稿日: 1月 22, 2017

八海山の生米麹

カテゴリー: Liberal Arts, おいしい

東京では剣菱を置いているところがなかなか無くって、ということもありますが、呑みに行っての日本酒は八海山です、これが美味い。
ということもあり、これは去年の寒に、つまり今頃、立春までに仕込んだ味噌です、幾つかあって、最後の一つ、熟成が進み、いい色です、カビも来ず一年耐えてくれました、自分で丹精こめて作ったものは美味いです。八海山の生米麹、新潟の大豆、粗塩、それだけ。
さて、今年も立春までに仕込まねばなりません。
旧暦で生きて行く。

投稿日: 1月 21, 2017

日本民藝の聖地・鳥取

カテゴリー: Liberal Arts

吉田璋也さんは、民藝の品を作った人でなく、柳宗悦むねよし(柳宗理の父)の見出した民藝の美を実生活の中に取り入れるために、新たな民藝品を生み出すように、優れた技術や製作背景を持つ地元の窯などの造り場を訪ねて、説得した人、これを後においては新作民藝運動と呼んでいます。自らも「民藝プロデューサー」を自認して、地元の周知されていない、まだ「夜明け前」の民藝の普及に大変大きな業績を残した人。
今も造り手に陽があたることは多いですが、実は、造り手、売り手、使い手の三方良しで、初めて、産地や周辺産業は潤うのだと思っています、産地が潤うことがなければ優れた技術や創作は伝承し得ない、中を取り持つ売り手の大事さが重要なのだと思います。正しく伝えて、産地やモノづくりに入っていく次世代たちのそれらの世界を知る術ともなる。昭和7年に地元鳥取に「たくみ工藝店」を開業、なんとその翌年にはすでに西銀座の「たくみ工藝店東京支店」を開店されています。民藝運動は、やっていることは民衆の中の芸術の発見なのですが、それを興した人たちは教養も財政も豊かな人たちが多く、そのゆとりのそれらが極端にストイックな方向に行かなかった理由なのかなと、私は解釈しています。
この写真の大皿、吉田さんが説得(指導という言葉を使っていない、使えないと思う)して新たな方向、それは主にデザインであったろうと思われる、時代から言って、洋式にも合うようなもののデザインなどを言ったのではないか、優れた背景から、新しい価値観を生むことへの説得と解釈しました、いつの世も同じなのであります。造り手だけでは知り得ないサムシングを「説得」という言葉に垣間みました。それが言えたのもすべて類稀な眼力があってのことだったのだろうと。
そういう吉田さんへの敬意の意味を込めてこの、染め分けの大皿を思うのであります。
造り場と消費地としての都会との接点、それらがとても大事なのだろうとも、正しく産地・造り手の思いをお伝えして行きたいものであります。それには日々学びしかございません。
 

 

投稿日: 1月 20, 2017

椿の花

カテゴリー: お取り扱い商品

椿の花が可憐な表情を見せています。椿と言えば、お茶はツバキ科ツバキ属、カメリア・シネンシスと申します。そう言われて、葉っぱを見ていますとなるほどねと思います。
MUDDYさんの器たちとの相性がいいですね、どちらも可憐です。

MUDDYさんの作品の次回入荷窯開けは5月頃となります。

好きなものってそう多くはありません。あれもこれもは、ないかなぁって、思っています。

投稿日: 1月 19, 2017

今週の3枚。

カテゴリー: Liberal Arts

今週の3枚、正しくは1枚はDVDになります。
とにかく最近キューバが気になっていたのです、この映画ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブはミュージシャンのライ・クーダーが組織したバンドの話です。その音楽性やこの映画そのものも当時上映された時に話題になりました。
ちょうどいいですね、春に向かうのに、キューバンボーイズです。
先日のイタリアに出張行ったメンバーの中に、最近ひとりでキューバに行って来たという人がいましてね、話が盛り上がる盛り上がる、若いから思い立つとすぐに行くという感じ、いいねーそれって、言ってしまいました。
ということで、その彼も初動はこのアルバムだったといいます。
あぁ、行きたいですね。残り2枚はライ・クーダーの秀作、センスいいですね。
ということで今週はこのアルバムがかかっています。

投稿日: 1月 17, 2017

ミラノのブルガリ・ホテルで玉響 (たまゆら) をいただく。

カテゴリー: おいしい, お取り扱い商品

ミラノのど真ん中のブランド通り、モンテ・ナポレオーネの喧騒を少し抜けると、、、

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程なくにホテルマークの矢印と共にBVLGARIのサイン

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瀟洒にしてしっかりとした、クラッシックモダンな建物が現れて

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そこはなんとBVLGARIが経営するホテル

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入ってすぐのロビーの素敵さ

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ロビーのティールームのショーケースにはスィーツと共に井ノ倉さんのティーセットが用意されていました。

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レストランを訪ねた目的はこれ、なんと、サーブされるメニューの中に、『井ノ倉茶園』 TEAFARM 井ノ倉さんの玉響 (TAMAYURA) が煎茶として紹介されています、これを知ってたからですね、体験に来ました。この日のミラノは特別に寒い日でした、今の日本も寒いですがもう一段チルアウトな感じ。なので本当にあったかくて、疲れた出張のやすらぎになり、心も体も癒されてしまいました。   とても素敵な空間でサーブされているティーファーム井ノ倉さんの玉響 (たまゆら) 、ウエイターの方に聞いても、とても素晴らしいお茶なんだとコメントしてくれていました。嬉しかった一瞬ですね。

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”現地に赴く”がMWL STOREの信条、机の上だけ、体験もせずに選ぶことはありません。産地さまの気持ちのこもった製品を手を通して、確かな説明と共に直接お渡ししたいからです。

MWL STOREの店頭にも「井の倉茶園』の玉響など奈良・月ヶ瀬の大和茶を代表する製品が並んでいます。横浜においては今のところMWL STOREだけの取り扱いとなっております。

玉響をお試しになられてはいかがでしょうか?
そもそも私は、玉響の一つ下の『気宇』に奈良ホテルで魅了されてしまい井ノ倉さんにお願いしたわけでした。お薦めいたします。

石川町のMWL STOREです。

PHOTOS : MWL STORE

 

投稿日: 1月 15, 2017

ピッティ宮殿

カテゴリー: Liberal Arts

本来、横にあるミュージアムの写真展を見にきていたのですが、時間が少しあり、宮殿も。
ピッティ宮殿、圧倒されるとはこのことでしょう。石造りの文化といいますか。
どれだけの富をつぎ込んだのかという、もちろん日本に比較対象できるものはありません。
そこまでの富の蓄積は日本にはありませんから、今も昔も。
フィレンツェを訪れるのはアメリカ人と日本人が比較的多い、やはりこの歴史と富に圧倒されに来るのでしょう。
素晴らしいを超えています。

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PHOTOS:MWL STORE

投稿日: 1月 15, 2017

FASHION IN FLORENCE

カテゴリー: Liberal Arts

フィレンツェのピッティ宮殿にある美術館で50年代から70年代のフィレンツェを題材に撮ったファッションフォトの作品展があり見てきました。何よりもまずピッティ宮殿に圧倒されてしまいます。フィレンツェはなぜか英語読みでフローレンスとなります。

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下、有名な写真、フェラガモとオードリー

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