ercol

ercol のアンティーク・ダイニングセット、お店の什器のお話です。これはロイズ・アンティークスさんがイギリスでアンティークスを買い付けて自らの工場で修理・補修し再販する製品の証明としてのロイズの焼印入りアーコール・ダイニングセット。アンティーク・アーコールを店に使うということが一番最初に決まっていました、まだ内装も最終決定していないというのに、店を開けるまで半年以上倉庫で眠っていました、アンティークでアーコールというのが自分の中で絶対条件でありました、まずアーコール、それにロイズのお墨付きがあれば、言うことはないし、、、
一見何の変哲も無いものですが自分にとってはとても大事な象徴です、アーコール。
イギリスに行くたびに色んなアンティークショップを見て回っていましたが、日本のロイズさんほどイギリスものアンティークを正しく復元されているところは見かけません、日本人の几帳面さとブランドの誇りです、だから焼印が入る、それによって品質も価値も上がるというもの、ロイズの目が通っているからですね。この焼印の意味を知らずに購入される人も多いのじゃないでしょうか。
自分の編集の考え方ですけどね、古いものと新しいもの、あるいは最新のものを混ぜる、古いだけでも新しいだけでもなくて、自分が経験してきた頭のファイルでミックスする、引き算しながら、どうしても足して、足してになってしまうので、引き算することを念頭に置く、品揃えも、製造元の製品は多い、多い中からMWLはこれを選ぶということ、その他の世界で膨大な色んなを見てきてこれを選んでいる、という主張ですね、これでいいじゃなくて、これがいいです、ということ、私どもでお買い求めいただく意味ですね、好きなものは多くない、せめて自分たちの店はそうありたい。