投稿日: 9月 01, 2017

「平形めし茶碗100柄」展を開催します。

カテゴリー: お知らせ

いつもありがとうございます。
秋でございます、森先生の「も」。
前回から一年が経過いたしました、今年もこのシーズンになりました。
去年は72柄のお取り扱いでしたが、今回は「平型めし茶碗」として「100柄」去年より28柄取り扱いが増え展示会がパワーアップ、現状生産されている、ほぼすべてを網羅する珍しい展示会となります。この機会に是非ご来店下さいませ。

期間:9月14日(木)〜10月9日(月)まで 12時より19時まで
9月18日(月)秋分の日と10月9日(月)体育の日の祝日は営業いたします。(基本的に祝日でない、月曜〜水曜日はお休みです)

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下の写真二点は今回のために家で使っている二点を撮影いたしました。
すでに20年!ほど日常使いで経過しているものです(割れない!強い!美しいまま!)波佐見を代表するそれらの特徴がすべてあります。
これこそが日用品とアートの結実。一点一点の手描きで描かれているのですよ、だから基本となる絵はありますが、一つとして同じものはないのです。やはりこれを描こうと思えば熟練が要ります。茶碗の外にも中にも絵柄が入るのが特徴であり、これも手がかかることなのです。

私にとっては永遠でワンアンドオンリーの師、森正洋さん
クリエイティブと生産性の両立があってこそ初めて、それに携わるすべての人の豊かさに届く、作っている一人あるいはその主だけが豊かでも、デザインは届かない、作り手、描き手、売り手、使い手の理解でその地域が初めて潤うというのがそもそもの出発点。でなければその地域の豊かさも継承も永くは続かないというのがその考えでもありました。
今、先生がおられたら、先生が先導された今の波佐見の隆盛をどのようにご覧になるでしょうか。。。

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私が最も好きなストライプ

ご縁を意味する「赤い糸」

去年の「平型めし茶碗」展の様子。

皆さまのご来店をお待ち申し上げております。
MWL STORE 店主敬白

PHOTOS:MWL STORE

投稿日: 9月 01, 2017

美のパイオニア

カテゴリー: Liberal Arts

槙文彦さん、建築家。
2020に完成を予定する横浜市新市庁舎、特に奇を衒うこともないような、立つ場所にすんなりと収まりそうな設計デザインです。

都市計画やそのデザインは長い目で見た俯瞰が必要だと思います。消費され尽くされない空間、短期で見た存在のデザインよりも横浜が生まれ変わらなければならない当たり前の象徴としてあればいいと思うのです。下は青山にあるスパイラルビル、この頃にはすでにモダニズムの行き先を考えておられたように見える、代官山のヒルサイドテラスもしかり、スター建築家の派手なデザイン性とは異なる内からの出るものであるように思えてならないのです。

例えば京都。
京都には古いものしかありませんが、しかしいつも新しい何かが生まれ育っているように見えるのです。

都市計画を俯瞰する必要性を説く、素晴らしい一冊。