投稿日: 9月 23, 2017

鍵善良房(かぎぜんよしふさ)

カテゴリー: Liberal Arts

鍵善良房さんの什器は黒田辰秋、デパートには出ない鍵善。
お越しいただくこと、空間自体を味わっていただくことが私どもの商品ですとおっしゃられる。
京都の老舗の中でも別格のフィロソフィーです、時代対応した進化も行われていて、しかも本業を頑なまでにも守り続けておられる。この時代に対応した進化というのがそれぞれの時代の当主に委ねられているのですが、大変なことだろうと思います。尊敬や憧れを超える存在。日本の芯が揺るがないのはこういう老舗さんがあるからだと思うのです。

そして鍵善さんの版画は徳力富吉郎、これは知らなかったので驚きました。徳力さんのところに行ってきたばかりだったもので、、、今もこの絵はがきはセットとして店頭販売されています。京都は深いです、実に。

開物成務
PHOTOS:鍵善良房HPより引用