シテの駅で降りてぶらり、パリらしい風景、ポンヌフの橋へ。
12月 04, 2017
12月20日19時をもって20年の歴史にピリオドを打ち閉店する。
コレットはコレットだけ。どんな要請があってもこの店1店舗しか出来ないと多店舗化を拒んだのでした。常に世界の先端を走って、話題の中心で来た、その影響は大きく計りしれない。たった20年で幕。母が築いたものは母にしかできない、人脈やセンス、それは母のものだったと。継承することはできないと娘は言った、この業界ならではの難しさであり。それに気付いた娘もまた偉大なり。コレットは母のものだったと。母が作ったものをそのままに元気なうちにエンドロールと思ったのかも知れない。
推測の域を超えることはできないが。。。
もの作りをしない、セレクト編集力だけが命だった、だからそれは親子といえど家族企業といえどその編集というクリエイティビティを継承はできないと思ったのだろう。いろんなセレクトショップがショップという商店から企業に変わる時にあたる壁のことだ。いろんなものを捨ててしまわないと企業になれない。
母が作ったものを捨て、企業としてただ生き残るためだけに、思わないような形になることを嫌った、多分親が言ったでなく娘がそう思ったからこその閉店になったのだろう。
世界の頂点にあるワンアンドオンリーのストアだからこそのことだと思うのです。