伊東屋さんに用事があり4丁目へ、月に1〜2回は松銀に行っているのですが。いつも、特に最近は工事中だったので三越横の出口から出て、三越さんのウィンドウを見て、松屋さんへというのがパターンだったのです、地上が暑くて、おっ、工事も終わっていると、工事前のように松屋横から地上に出よう、松屋の小窓を見て行こうと地下道を行くと、あらら、何、これ、かわいいですねェ、(カッコいいというよりもやり過ぎていないという点で私にはかわいいが適切かとおもい)と、新しくなった支柱とか壁面に初めて遭遇しました。端から端まで3回ほど行き来して、見惚れていました、一個一個を詳細に見ていて、よくぞこれを!具現されました。広告支柱だったころを思うと100倍ほどの価値が私にはあると思うのですが、、、確かNYのグランドセントラル駅に通じるところにも似たような地下パッセージがありまして、壁面一帯をティファニーがとてもレベルの高いグラフィック広告をしていた記憶があり、そこも興奮するスペースだったのですが、いや、それ以上だとも言えて。。。素晴らしい。こういうところってドカーンとした表現は日本各所で見られるのですが、この抑えたセンスの良さと美意識の高さは、さすがに松屋さんです。この二つ並ぶ素晴らしいデパートさんの大きな役割の下の、この表現は松屋さんにしかできないし、デザインという言葉にふさわしい。東京地下鉄の中でも特別な沿線の銀座線の通路、そして4丁目という特別なポイント、そして三越さんの隣、三越の伝統という側面と、デザインという側面で松屋は「デザイン」と宣言した。