デヴィッド・ボウイーとデヴィッド・サンボーン

すごい共演でありました。かなりレア。1980年のグラミーの授賞式での一コマ。サンボーンが亡くなった。独特のアルトの高い音色はフュージョン時代を引っ張った。吹き方も独特でカッコよくて、キャンディ・ダルファーなどもこの人の影響が大きいと思う。

デヴィッド・ボウイーという人は本当に生きるセンスのいい人だった、いろんな事象のライフスタイルに。

ボウイのファッションとヘアスタイルがとてもキュート、珍しく12弦ギターなどやっている。サンボーンのアルトもカッコ良すぎ。珍しい2ショットだが、ボウイがサンボーンの音楽性をとても気に入っていたらしい、ずっと。1980年のこと。
高いアルトの音が特徴的で。
マイケル・フランクスの名盤、スリーピング・ジブシーの中の”don’t be blue ブルーにならないで”という名曲があるこの曲のイントロの印象的な始まりがサンボーンのアルトサックス、そしてラリー・カールトンのギター、優しく甘い、マイケルのボーカルである。このアルバムは桑田佳祐や原坊にも影響を与えていて、”私はピアノ”が生まれることになる。

音楽を聴いている歴史は長く、深く、濃い。