大事な一枚を選ぶ、ワンピース編

ミーターイーというブランドが仕掛ける服がほんとうに好きで。。。

シャツワンピースです、そのままワンピとするかインナーのボトムスをパンツかスカートに合わせ、ワンピの下から三つぐらいまでボタンを開けるか、もうボタンは留めない、袖はロールアップしておく、足元はやはり革のサンダルもしくは今年ならまたビルケンシュトックでしょう。

服は女性にとって、魂の一枚、自分を表現する、価格じゃなくて、いい服を作る創り手の服を選びたい

まず、人が見ている自分の表現だから

それらをエンドユーザーに変わって、一枚一枚の慎重な目利きをしている店があること、、、

日々それで過ぎていってます。

パンツに合わせた やはり白がいいですね 左の奥の壁紙はウィーン出身の京都で活躍した、上野リチ・リックスという女性、この壁紙を見かけることはあまり無いでしょう。「そら豆」という作品です。旦那さんは上野伊三郎という類まれなファッションセンスのいい建築家、「京都のぼんぼん育ち」のウィーン分離派またその後のウィーン工房となった人の仕事、その京都人がヴィエナ(ウィーン)でウィーン工房でリチと出会って結婚。夫婦で京都に戻り、活躍した。二人とも着ている服のアウトプットが半端なくセンスがいい、だから自分の目にとまったのだった。服も建築もグラフィックスもとてもセンスの良かった二人の仕事を知ってください。映画にできるストーリーを持っています。つまり本物です。京都にしか生まれないストーリーだと思う。京セラ美術館のリチの作品のアーカイブの持ち方が凄すぎる、しれーっとしてますが京セラさんは。。。ほんと凄いですよ。いい映画を作ってもらいたい世に。
バッグはマダガスカルラフィアの完全に手編みのバッグ、ラフィアの産地で最上の素材が生まれる、マダガスカル島、素材が優れていて、編みの技術の現場伝承が脈々とある、マダガスガスカルの女性たちの作品、ただ量産のための工程を踏んでいるのではなくて、これも魂がこもる作品である。そもそもフランスで使われるために発展してきたものであるが、この日本に入ってくるものはそれらをさらに日本人が品質の指導を行い、ファッション製品となったバッグとして定着している。デザイン、品質、価格のポイントでとてもバランスが優れている。マダガスカルならではのラフィアの製品として紹介しています。ずっと。
レングスもしっかりあり、独特の表情があります 身幅も大きい モデルさんの選択もいい、ミーターイーって感じがする雰囲気がある
特に背中の表情が好き、絞れるリボンがあってギャザーが入る、後ろ見えがとてもかわいい 今季の作品で残りが一つです、とてもいいと私は思います、来季にまた作られるかどうかはわかりませんが 見逃すには惜しいような気がします。このプリントもいい感じ。