時代が進化して優れた素材製品が出てきますが、使用に伴い役立つ情報を深掘り
お洒落が進化し、また従来の素材にはなかった、良い特徴が生まれることにより伴い発生するものを防止する
例えば、ポリエステルニット製品における静電気です。
冬になれば空気が乾燥してまいります、それに伴い発生するのが静電気、パチパチですね、そのまま着ていると重ね着した衣類が擦れあい、どうしても発生してきたりします。それを防止するのに有効な物のご紹介です。
花王の柔軟剤には静電気を防止する効果があります。
お洒落の継続にはこういう情報も不可欠です
●香料・着色料無添加
●洗たくジワを防ぐ
●花粉・静電気防止
●抗菌※防臭
※すべての菌の増殖を抑えるわけではありません。
(メーカー発表の文面)
さらに、
静電気の発生は擦れ合う繊維の種類に関係する
プラスに帯電した繊維とマイナスに帯電した繊維の異なる素材同士が擦れるとき、プラスとマイナスのバランスが崩れた状態を静電気と呼びます。静電気の電圧が大きくなるとマイナス側からプラス側に放電が起き、痛みやパチパチの原因になるのです。
実は、プラスになるかマイナスになるか、どの程度の帯電圧になるか、は繊維の種類によって異なります。代表的な繊維の帯電の配列は次の通りで、近い距離にある繊維同士は帯電量が少なく、距離が離れているほど帯電量が多くなります。
(+)
ナイロン
羊毛
絹
レーヨン
綿
アセテート
ポリエステル
アクリル
(-)
素材の組み合わせを考えたコーディネイトを取り入れる
素材の組み合わせで静電気防止も考慮したコーディネイトもあります。
特にポリエステル素材の場合は、綿やアセテート、レーヨン繊維と組み合わせるのがおすすめです。ポリエステルシャツの上にナイロンを組み合わせる着方もありますが、静電気が発生しやすくなりますので、それが気になる方は避けた方がよいでしょう。
衣服のデザインだけでなく、素材の組み合わせも考えたコーディネイトができると、気分が上がるだけでなく、快適な1日を過ごせるでしょう。
まとめ
静電気は繊維同士が擦れ合うことで発生します。特に冬場は乾燥している上に重ね着をするので、静電気が発生しやすい季節。静電気を防ぐには静電防止スプレー、柔軟剤、導電性繊維、コーディネイトの工夫と静電気対策で、冬のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
お洒落着はモノの性質を知って正しく、継続使用しましょう。