投稿日: 12月 09, 2024

180° South

カテゴリー: Philosophy
ダグはすでに亡くなっている、アウトドア途中の低体温症で、自然の中でだから本望だったかもしれないね。今を盛りの名だたるアウトドアブランドのほとんどの創業者たちはこの二人のようにあのヨセミテのグレートウォールに集まり登っていた人たちだ、そこでみんなアウトドア系の未来のあるべきフィロソフィーを話ししていたんだ。だからこんな映画が出てくる、内容見ればわかります。イヴォンの一言一言が尊いよ。パタゴニアのベンチュラ本社に詣でた時にはまだイヴォンの席があってね、でも今は毎日は来ないよって言ってたな。釣りに行ってますワ、と。会社の全てを案内してくれて、東レや帝人の担当は毎週やってくる、商談にねって、そしてお昼は社員食堂で食べさせてもらい、簡易なものだったけれど、本社の隣には子供達を預かる施設も自前ですでにあったし、駐車場の屋根は全て、ソーラー発電になっていて、全てがへーってね。本社の横はシュレッチャー・シュイナード、つまりイヴォンの息子の名前のついたサーフショップがあってね、本人もいて挨拶したな、やはりみんな仕事の途中に休憩とって歩いて行ける海に入っていたね。社員をサーフィンに行かせようってことさ、これには流石に、あぁそのままなんだなって、ヨセミテで始まったコミュニティがそのままなんだなって、思ったな。ブランドのフィロソフィーと物語がとても大事なんだなって痛感していた、体験を持ってね。ベンチュラはどうしても行きたかったところ、Case Study Houseの家群のチャールズ&レイ・イームズの家とね、これはサンタモニカだね。西海岸の南から北まではほぼ行っている都市、一番影響受けているから、一冊の本は書けるね、分厚くなるよー、ブログよりも本だよね、写真いっぱいあるし、いい写真残しているから。斜め読みじゃ何も本質に届かないから、イヴォンもダグも言っている。てか。もちろんのことヨーロッパはヨーロッパで好きさ、だから僕は単なるファッション人じゃなくて、SCENE な人間なんだなって、シーン 身の回りにある全てのもののこと。それが面白かったから、その具体例の店はコスタ・メサのキャンプの中に今も存在しているね。あと、勉強することだね、人生でそれをしなきゃならんと気づき始めたら、全く学んどらんなって気づき始めた時からね。ね、今さ。

投稿日: 12月 09, 2024

奇跡のリンゴ

カテゴリー: Liberal Arts

昨日テレビでやってまして、見ました。オリジナルの本の存在は知っていました。発行された当時に、へぇ、日本にもすごい人がいるなぁって思っていました。その頃はグリーンレーベルリラクシングに居て、「衣料のパタゴニア」の製品を仕入れで取り扱おうということになり、取り扱うにあたり、パタ社は取り扱う小売り店における環境意識を問うていて。それを持ってしてわが社製品を取り扱って欲しいという意向であったわけです。パタゴニアが生まれた1970年代から素材として選んでいたオーガニックコットンのことを、パタを扱い始めるからと深く調べだしたのです。私はその当時1970年代からのパタゴニアのカスタマー、消費者でありました。まだ日本にはショップなどなくて、fax通販するための拠点が中区の関内にありました。そういう意味で日本大通りのあの店はとても意味深いもので、今の内装にもそこら辺の意思もあります。礎ですね。そして同時にパタゴニアのイヴォンやノースフェイスのダグ(ダグラス・トンプキンス)が創立した 1 Percent for The Planet Projectのことを知り、1P FTPにUA社グリーンレーベル事業として参加することを社内プレゼンするために深く関わっていたわけです。これはこれで大変で、パタ売り上げの1Perを寄付するのですから、経営に了解もらわなければないわけで。それらのことを進めて行く過程で、そのオーガニックの大変さをパタゴニアから知りました。綿花の生産の農薬もとにかくすごかったのです、驚きでしかなかったその事実は。グリーンレーベルは子供服も扱っておりましたので、この加盟する行動そのものがこれからのチルドレンたちの何かに役立つという思いで意思を持って取り組んだわけです。

そんな経歴があり、全く無知というわけでもなかったし、関心もあったわけですが、この映画にある事実の世界は昨日の自分には衝撃的で、映画の9割に涙していました。

ま、深く追いかけるつもりはありませんが、すごいこととしか、自分たちには言えません。自分たちにできることを日々やることでしか。簡単に言える事ではございません。