投稿日: 2月 21, 2025

エキゾチックな日々が終わる

カテゴリー: アルチザンな人たち

KAAT 神奈川芸術劇場のある場所は旧居留地だったところです。

この場所で紅茶の輸入から始まったとの記述があって、あっと驚き、なんと因縁が深いのかなと、元町の紅茶の茶商として。感ずるものがありました。

その場所でティーソーダを販売させていただく光栄にあずかる、エキゾチックな日々、二週間でございました。あと二日ね。

当時のものを残す、煉瓦(レンガ)こういうのを礎(いしずえ)といいます
 
役者さんたちと舞台を構成する方々のプリミティヴさ、にとにかく感動の嵐 一生懸命さが身にしみました
KAAT ひらかれた芸術劇場 

投稿日: 2月 21, 2025

北欧だったころ

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

北欧にハマったのは1980年頃、家具、ハンス・ウェグナーという家具作家を知ってからだ、当時彼はまだ60代でばりばりだった、デンマークとは言え、ほぼドイツ国境の生まれだから、デザイン意識が高い。自分はドイツのモダニズムと北欧のプリミティヴを混ぜるのが好きだった。バウハウスの流れにある収納のインターリュプケやポーゲンポールというシステムキッチンが好きで、その対局にある、ソリッドでマッシヴな北欧家具に、特に椅子に傾倒していた。

でもどういうわけかクルマは北欧に向かわなかった、ドイツだった、乗ってるのはVWだったし、当時のアウディのデザインが好きだった、モダニズムがあったのだ、だからその後アウディ80っていうのに乗っていた黒だった、ヤナセがやっていた。家具やインテリアデザインや陶磁器の北欧は好きなのにクルマはそれに向かわなかった、なぜか不思議だ、多分走りだったのだろうな。

この写真の製品はいずれも今のじゃなくて20年以上前のものです。探してたら出てきた、カップは好きなスナフキンとムーミンだ。自分が扱っていた商品でその当時もとてもよく売れました。貯金箱もマグも。

世の中が、あまりに北欧っていわれるものだから自分が距離を置き出した、天邪鬼。あえて違う方向に行こうと。だってね80年代初頭からやってると、なんで今頃って思ってしまう自分がいたから。北欧の本質って深いから。

当時からフィンランドで作っていて、この当時から今は素材が変わっていて、環境対応しているのはさすがな北欧製品、安易に生産を外に出さなかったのがえらい。だからまた扱うことに、、、でもこの色はありません、微妙に変わってます。ハワイに行きたくて500円玉ハワイ貯金をこれでしていた、行きましたけどね。もう貯金箱って過去のものなのかな、デジタルから置いて行かれるのかなぁ。マグはアラビア社、リサ・ラーソンと共に好きなネタでしたね、もちろん当時はよく売れました。

ティーソーダに使っているのはアナナス・ティの「プティット・フランス」という種類の紅茶、今日はホットでレモンとハーブを。美味しい、毎日飲んでいると気のせいか肌の感じが良くなっているような、レモンとかがいいのかな。