パリは燃えているか

パリ革命  フランスで「五月革命」とも言われる、1968年5月にパリの大学生が政府の教育政策に不満を爆発させて暴動を起こしたのをきっかけに起こったド=ゴール体制に対する、広範な労働者・市民の反対運動。ド=ゴール政権は実力で運動を抑えたが、国民的支持を無くし、翌年のドゴール大統領辞任につながり、ド=ゴール時代を終わらせる画期となった。またこの1968年という年はベトナム反戦の盛り上がりと結びついた学生運動が世界的な広がりを見せ、第二次世界大戦後の経済発展至上主義の社会が大きな曲がり角に入ってきたことを思わせる動きのあった年であった。