2025年4月15日 アルチザンな人たち TECTA 1919年の開校からわずか14年間存在し、今日の建築・デザイン界に多大な影響を及ぼしている総合芸術教育機関「BAUHAUS(バウハウス)」真ん中にグロピウス、右にミース いつの時代もファッションとクルマにざわつく 今回の国立新美の2階での展示、主たる現在の輸入元が協賛 現在、とりわけ TECTA と CARL HANSEN & SON の展示が傑出していた。あまりにも素晴らしい、よくぞこの視点で国立新美でやらせてもらったものである。建築には環境の土地としての広さのあるファサードデザインとインテリア内装としての壁面の収納、そして家具が最も重要である。ゼロイチのゼロが生まれた場所、イチからのスタートが基本の現代に、プロダクトのモダニズム思想のゼロがここにはある。 「TECTA(テクタ)」は、1972年にドイツで創立して以来、マルセル・ブロイヤーやミース・ファン・デル・ローエ、ヴァルター・グロピウスなどがデザインした、バウハウスを代表する数々の名作家具を復刻しています。考え抜かれた機能性を持つバウハウスのオリジナル家具と、その思想を現代の解釈でデザインした家具を作り続け、バウハウスのデザイン哲学を現代へと継承しています。 なんというデザインを出してくるのだ 寝椅子である モダニズムとはこういうことをいう テクタの家具、ポーゲンポールのキッチン、インターリュプケの壁面収納、優れたものは全て西ドイツ製品である、車と同じである。 ここからはカールハンセンの展示、現在買える作品、優れたデザインで座りが良いと言うのがデンマーク家具の特徴である、誰もが知る北欧思想の普及品としてのY-CHAIRでそれは感じ取れる、でもカールハンセンの本質とはこれらである。単品でなくて総合的な芸術である。 この椅子が座りやすかった、とても良い、現代の北欧デザインと言える これもまた座り良かった、少しお尻をずらせば肩甲骨の上までシートが来るのがいい、長く座れるだろう、そういう視点が北欧にはある。