ユーミンのでは泣けないけれど、小田さんのは泣くなぁ。
冒頭の話がかなり面白くて、ユーミンのことこんなに言えるのってこの人だけでしょう。ま、それほどの知り合いだということですよね。とにかく本人以外のこの歌で最高のカバーですね、それがライブってのがまたすごいな。
山手を縄張りっていう小田さんの気持ちもわかります。小田さんって聖光学院中高なんで、まさに山手なのですよね、私学名門校の多い中区の中でもフェリス、横浜雙葉以外の男子校と言えばここですよね。で、山手の駅からやってくる聖光学院はドルフィンと山手の駅の真ん中ぐらいかな、学校から歩いて7、8分の距離ですよ、ま、縄張りっていいますよね。実際ドルフィンは根岸ってエリアにはなりますけどね、目の前にある在日米軍の消防署も根岸って名乗ってますし、昔このあたり一体にあった米軍の将校ハウスも根岸ですから。でもねドルフィンの山の上の鎮座具合とか、ドルフィンからの海の見え方からするとやはり、山手って読んでいいのかなって、山手限界点がドルフィンで、ていうかユーミンが歌ってしまったことで、ドルフィン山手の限界点になったと、個人的に、、、、むふふ、ユーミン贔屓なんでね。
でも小田さんの気持ちも、、、彼が歌う、MY HOME TOWN という名曲 できたばかりの根岸線の話が出てきますから、そういう時代に小田さんは聖光学院時代を過ごしていたのでしょうね。この時代の元町もハマトラ全盛ですごかった時代だったと想像しますね。
とにかくこの曲というか小田さんの「海を見ていた午後」が凄すぎます。場所を知って成り立ちを解られているから歌い込みの感情の入り方が、ある意味ユーミン以上かも、なんかそんな感じ。