- 上野伊三郎は、祖父の代まで京都の宮大工であった上野工務店の経営者の長男として生まれました。宮大工の修行を行うも、伝統的な技術の習得には飽きたらず、早稲田大学理工学部建築学科にすすみました。卒業後、1922年から4年間、ベルリンとウィーンに留学し、ベルリンでは構造学を、ウィーンでは振動学を学んだといわれ、ウィーン工房を主宰していたヨーゼフ・ホフマンの建築事務所に勤務します。上野伊三郎のウィーンでの活動は謎に包まれたままですが、1925年にリチと出会い、結婚しました。
2009年に行った時のフライヤーから。
アールヌーボー→アールデコ→ミュンヘン分離派→ウィーン分離派→ウィーン工房→バウハウス→チャールズ&レイ・イームズ→アイクラーホームズ クラッシックからモダニズムそしてモダンさらに量産モダニズムへ。世紀末から大戦後の高度成長までのデザインの系譜である。これをデザインの枝葉を引用しながら学ぶことでほとんどの現代デザインは理解できる。
個人の成長や企業人の成長にアドバイザーやコーチングは不可欠である。社内では無理だ。優れた事業にするためには、なぜか、知らないを知ることからしか気付きやゼロイチなど生まれないからで、それには膨大な量で蓄積されている人から直接聞くのが一番早い。謙虚な個人にである。上からでなくである。年齢じゃなく、気付いた時に着手することが20年も経てば大きな結果になっている。気づけばあっという間である。だから今着手することである。個人でも企業でもである、個人店でもである。





上野リチ、その偉大な功績足跡