投稿日: 10月 25, 2025

「CARCAÇA(カルカサ)」@ KAAT 神奈川芸術劇場

カテゴリー: アルチザンな人たち

昨夜の仕事終わりにKAATに観劇に行ってきました「CARCAÇA(カルカサ)」

圧倒的 な熱量の舞台でありました。なんということなのだろう、終わる頃には自然に涙が出てきてしまった。なんともすごいダンスパフォーマンス、静寂と躍動が常に同居続ける1時間半を踊り続ける。終わりの10分ほどは特に圧倒的でありました。

このダンスのクリエイティヴィティーってのはどうして生まれるのだろうと単純に思った。

「ヴァン・クリーフ アーペル」が支援続ける芸術

「CARCAÇA(カルカサ)」とは、遥か昔に絶滅した動物の骸骨を意味するポルトガル語。 この言葉を“歴史”や“記憶”の象徴と捉えた振付家「マルコ・シルヴァ・フェレイラ」が今のポルトガル、そして私たちの世界を鮮烈に炙り出します。 アフロ、ブレイキング、フラメンコ、ヴォーギング、クドゥーロ

 エネルギー溢れる多彩なステップが、まるで身体そのものが叫び出すかのように踊り継がれ、 やがて舞台は一変。力強い歌と踊りで、独裁政権や植民地支配の記憶が浮かび上がる 。 10人のダンサーと2人のミュージシャンが限界まで身体を鳴らし、 ポルトガルという国の「過去」と「現在」、そして「未来」までも鮮やかに立ちあげる。 社会や歴史への鋭い批評性を内包しながらも、観る者の心を揺さぶる、 圧倒的な熱量を持つフィジカルシアターの傑作。  KAATに響きわたる、渾身の一作だった。

よくぞこれを持ってきたのものでありますKAAT 。芸術監督の矜持を示した。

流石な芸術劇場であります。人として生まれたのならば、観るべきの、芸術でありました。これだけやって、明日ももう一度舞台がある、どれだけ練習し鍛錬してきているんだ。

 
 
 

単純な大箱だけでない、芸術の街としての圧倒的な芸術劇場と美術館がある。芸術の街「横浜」この街で暮らしていることを誇りに思う。芸術を見続けてやるぞ。KAATの存在価値は大きい。

ダンゴよりも花、な、私に