スラバヤ通りの妹へ、いい曲です。ユーミンが見た妹加減がよくわかる。ラササヤンという言葉にとても反応してしまうのです。いい詩です。
「水の中のASIAへ」と言う、ユーミンのとても素敵なアルバム4曲入り、当然その時代はレコードで出て、1981年にリアルに購入している。理由はこのアルバムにはHONG KONG NIGHT SIGHTと言う曲が収録されていたから、とても興味を持って購入した。収録の4曲を今聞いても、彼女の私情の深いアルバムの一つというか一番かもしれません。ユーミンの着物姿、着物が素敵過ぎて、さすがであります。母がいつも着物だったので着物の絵柄には何か気になるものがありました。実に素敵な着物です。
で、そのHONG KONG NIGHT SIGHT は元々「夜の旅人」という正隆さんの1977年のアルバムで彼がソロで出したものでは唯一のものですね。大学時代のバンドやってたボーカルの友人がこんなん出て、これええわと、持ってきて教えてくれた。その中にホンコンは入っていたのです。その曲が好きでね、するとどういうわけかユーミンが4年も経ってから収録した、正隆さんの意向だろうなって思っていました。好きなのだろうなこの曲ってね。僕も好きですね、この曲の影響で香港へ行き上げました。何度も何度も、当時に香港お百度会っていうのがありましてね、百回いかなきゃいけないところだったのですよ、無論行けてはいないけれど、それぐらい魅力のある街だったのです、イギリスと中国のミックスされた街は同じアジア人の僕にもとても魅力的でね、もちろんまだ返還前の香港のことです。正隆さんの曲は始まりのイントロから全てがよくって、詩的にはあの香港の空港に降りて行く、雑踏な街の風景がよくわかる、スージー・ウォン。日本にはまだなかった頃のマンダリンホテルのトップにあったレストランの美味しさ、ここは日本のオークラの桃花林に大きな影響を与えている。そしてペニンシュラの一階にあるスプリングムーンというレストラン、ここもその美味しさとホスピタリティに、ロンドンのリッツよりも高いレベルにあると思ったものでした。ペニンシュラもまだ日本にはなかった。
香港には学校でてすぐの頃からよく行っていました。でもその頃はほんとうの魅力にはまだあまり気づいてはいなくて、ほんとうの凄さを知ったのこのホンコンの曲に深く傾倒しだしして、深掘りし始めてからですね。返還になってからは一度も行ってはいませんが、どうなっているのだろうなぁ。。。。。
てなことで、いくらでも続きは書けちゃいますが、、、このあたりで。スラバヤ通りの妹のラササヤン、アナナスティのレパートリーに実はありまして、今は出ていませんが、いずれ発売したいなぁと思っています、種類を増やして行きます。美味しいです。
紅茶ってアジアの飲み物ですルーツはね、フルーツやいろんなものも、いろんなアジアが絡んだものです。紅茶のフレーバーはイギリス、ドイツ、フランスを魅了しています、スウェーデンも。もちろん僕らの元町も。
うちが紅茶好きで紅茶を扱い、アナナスティを作った理由の一つですね。
美味しい紅茶を香港でもよく飲みました。アフターヌーンティーの本場ですね。
PS:「夜の旅人」に収録されている、「荒涼」という曲がありましてね、大貫妙子さんと松任谷正隆さんとのデュエットなのですが、妙子の声の透明感がこの当時に頂点にあったろうと思います。流氷のような声っていうんですかね。正隆さんとの相性もいい、この時期には素敵な曲です。