月ヶ瀬のティーファーム井ノ倉

月ヶ瀬のティーファーム井ノ倉さんを訪問しました。
お取り扱いをさせていただき一年半ほど経過しまして、店頭からのいろんなフィードバックも受けまして、あらためて生産者さまにお聴きしたいことや、この目で確認しておきたいことなどのための訪問でございました。

前回は京都から宇治を抜けて行く道でまいったわけですが、今回は名阪国道から行きました。これが今の時期とても素敵でして、月ヶ瀬地区では桜にはまだ時間があり、名物の梅の花が今が盛りの並木道、それがず〜っと美しく登り続いておりまして、それはそれは美しく感動的に、ティーファーム井ノ倉さんがある桃香野(ももがの)地区まで続く道のりなのでした。山の形、丘陵、川などが幻想的に続くエリアで、周辺には甲賀、伊賀、柳生の里がある意味あいすら何かある場所なのかなと思わせました。そりゃここで生まれるお茶は美味しいよと言える場所であり、もっと人が訪ねていい場所だなとも思い、感動的でございました。

丁寧に大切に育てられる。その広い茶畑の真ん中には新しい「甜茶(てんちゃ・抹茶のこと)」を作るための工場も今月末の完成に向けて急ピッチで最終工程に入っていました。とてもかっこいい工場でした。

今年の冬はかなり厳しいものでした、それでも元気に春を待つ「チャノキ」たち。

下の写真、左の山の稜線は京都との県境の茶畑、右奥の方は三重との県境、つまり、宇治茶、伊勢茶、大和茶の三つが重なるエリアが奈良市月ヶ瀬なのです、美味しいお茶が生まれる気候や風土であるわけですね。全ては土から生まれて育つ。エコファーマー認定ファーム。