投稿日: 6月 08, 2019

お父さんだってほめて欲しい。

カテゴリー: Liberal Arts

昨日に引き続き「吉川雪堂」さんの急須のこと。常滑の急須に一目惚れ、ばかりしています。

来週は「父の日」お父さんだって、褒めて伸びるんです。褒めて欲しい。そんなお父さんに男性受けする急須を、大ぶりでたくさんお茶を飲みたいお父さんにぴったり、つるつるの表面が気持ちいい、どうしてこんなに綺麗な表面になるのでしょう、茶漉しの部分の穴は神経質なほど丁寧に一個ずつ開けた穴です、これだけでも技量の高さが見て取れます。急須を知れば知るほどこの急須が好きになる、沢山の種類が欲しくなってしまう、それが急須愛の始まりです。

この膨よかな下ぶくれのラインがいいです。こんな形、見ませんもの。
美しい。
この文章に魅了されてしまいました

投稿日: 6月 08, 2019

アトリエ 青々

カテゴリー: 街物語

六月は周年記念の月になります。三年目です。何とかの上にもですね、よくここまで来たと、ひとまず三年を振り返って思っています。それはひとえに、いつも優しくて、心が嬉しくなるお言葉をおかけくださる、お馴染みさま、お客さま、いつも心からのお力添えをいただいております、お取引先さま、そしていつも仲良くしていただいていますご近所さま、のお陰でございます。感謝とお礼を改めて申し上げます。みなさま、いつもほんとうにありがとうございます。

三年目を迎えまして、新しいコトへのチャレンジは続いていきます。「新しいその他のコト」などをさせていただくためのスペースとして、お店のすぐ近くのビルの一角を新たにお借りしました。お茶、お花、に加えて、金継ぎ、も間もなくスタートします。その場所を「アトリエ 青々」と名付けました。わずかな小さなスペースではございますが、ここから新しいコトのつながりになれればと思っています、青い思いのスペース。青々として、始まりを表す色の青。ここからまた違うMWLを表現してまいります。その場所に今年一月のOFS Galleryさまでの「葛西と佐々木の山や川」展の時の葛西薫さんの抽象の絵三枚(一枚はお店、二枚はアトリエに)をかけさせていただいています。「青い始まり」として、これほどふさわしい絵はないと見た瞬間に思ったからです。

その時のチラシより。

投稿日: 6月 05, 2019

益子焼

カテゴリー: Liberal Arts

横浜から湾岸線を走り、常磐道をひたすら北へ上がれば、益子である。

イギリス西部の陶磁器をずっと見ていますと、どうもそこにお互いの影響を受けあったであろう、陶磁器の生産地方である益子(ましこ)の存在が気にかかり、あらためて、現在の益子焼を取り扱いたいと思いはじめ、訪ねることに。間も無く、現在の益子を優れた表現と技術で継承する陶工の窯の取り扱いをスタートさせていただくことになります。三年来気にかかっていたことがようやくその端緒・物事の始まりにつくことができました。これもその出会いに感謝したいと思います。

商談した後、せっかくだから、その益子の創作の聖地でもあり、多大な影響を与えた、濱田庄司の「益子参考館」を表敬訪問し、思いを新たにしてまいりました。事あるごとに、駒場東大前の日本民藝館、五条の河井寛次郎記念館、そして益子参考館は訪ねて、芸術家が思いを馳せた民衆的創作への思いを新たに感じることを心がけています。それらを見続けているだけでも何かしら見えてくるものがあるように思えてならないのです。

聖地を訪ねて。今日も静かに佇んでいて、おぉ、よく来たなと迎えてくれた。
なぜかしら、ジャグの存在が彼らを魅了していた。
濱田庄司の手による益子のジャグ、リーチの影響が見て取れる。
それまでの日本にこの形状は無い。

益子のブラウンと益子のグリーンにとても興味を惹かれる、この色を基本に新しいものをいずれ紹介したい。

益子のブラウン
益子のグリーン・「60年と15秒で描かれる人間国宝の言葉。
このカレー皿みたいなのいいでしょ日本人はライスカレーなんだよなぁ。
濵田の言葉で、なるほどなと思っていたのは「隣の家に住む洋画家・木村壮八の蔵書の中から、美術志望者が少しでも工芸に進めば工芸の質が向上するというルノワールの言葉を見つけ、工芸家になる決意を固めたという」くだりであります。民藝が魅力を持つに至ったことを根拠的に的確に表しているような言葉だと思う。
東京、京都、沖縄、イギリスの各地での学びと人々との交流が濵田のクリエイティブを育てた。基礎を学び、世界に出かけ、人と出会うことの重要性を示しているし、ただ素養に優れているだけではなくて、各地に出かけることの重要性を説いているようだ。どんなジャンルにおいても同じなのだなと思うのです。
人と生まれたからには、学び続けていることが楽しみであり、その命が絶えるまでが学び。
民藝が影響を与え、人を惹きつけるのは、思想としての創始者たちの「お洒落感と高い知性」の集まりだったからだと思う。この服の着方、何ですかこれ、すごいでしょ、特に河井寛次郎のセンス、スーツのデザインや生地、ボタン、メガネ、ネクタイ、作品にも現れていますし、人間国宝を固辞した姿勢にもお洒落感が一本通るように、、、「在野に居る」という、白洲次郎も同じような事を言っていましたし、感じる。当時のブルジョワたちの遊びと言う人たちもいたが、その「遊び」の中に、世界でも例を見ない、日本的な思想の充実を感じるのであります。年齢の離れたバランスも程よい3人衆。これが同い年だと尊敬や謙虚に欠けてきて、うまくバランスしなかったのかも知れない。
ウィンザーチェアと言います、イギリスからの影響が大きい、参考館
ティールームで抹茶をいただいた。
青もみじが一番美しい季節、京都にも行かなきゃなぁ。
先生!また来ます。

投稿日: 5月 31, 2019

清水寺に向かう五条坂の陶泉窯

カテゴリー: お取り扱い商品, 開物成務

清水寺への参道である五条坂界隈を発祥とする。今もその地で焼かれている陶磁器「京焼・清水(きよみず)焼」国道1号線に沿って五条坂はあります。つまり絵柄は世界遺産の高山寺を元として、陶芸の創作は世界遺産・清水寺の参道で行われているという、京都ならではの貴重なものがさらっとあります。(日本の世界遺産に登録されている寺社の30いくつの内の7割ほどが京都・奈良に集中)大事な物を見逃していたと心から思う気づきでありました。この可愛さは尊いのであります。日本の真に大事で、誠に美しい創作を日常に使えたり、飾れるわけです。その創作は強くて美しいのです。すべての部分は手描き、面も蓋裏も、なんと手の届きにくく描きにくい、急須のその中にも、簡単なことではありません、プリントではありませんので、手描きですからやはり一つ一つの個性があります。「むつかしいことをさらっとしている京都」を代表する大事な創作と言えますでしょう。

人気の独特でかわいい急須のセットが再入荷しました。日本の絵描写のうまさの原点です鳥獣戯画図。うさぎ、ねこ、きつね。ご自分への、先さまへのおもてなしに喜ばれています。これで飲むお茶の味も格別というものです。

MADE WITH LOVE 

投稿日: 5月 28, 2019

Vitsoe

カテゴリー: Liberal Arts

VITSOE is Made in England and Made With Love 

MWL STORE は Made With Loveで作られた作品と製品だけで構成されています。

Living Better with MWL STORE

投稿日: 5月 24, 2019

My SONY

カテゴリー: Liberal Arts

生活の全てのシーンに音楽がある、小学3年の時からずっと音楽と一緒だ、だからガジェットはとても大事なんだ。このSONYのコードレス・ヘッドフォンは優れている、音がいい。真夏になるまではイヤホンタイプは使いたくない、こちらがいい。周りの音の取り入れ、ノイキャンもワンタッチ、街で若い人達が男女問わずかけている姿をよく見かけるようになってきた、結構いい機種を使っている、SONYの特徴的なデザインだからすぐわかりますね。いいことですよね。

I LOVE SONY

投稿日: 5月 24, 2019

新茶

カテゴリー: THE 神奈川, おいしい, お取り扱い商品, 街物語
お茶屋としての今年の伊勢の新茶三題。
特に今年のこの地方には意味があります。
令和元年の新茶。
「風薫る」まさにその印象のお茶でございます。
いいお題だと思いません?
まぁまぁ、お茶でも一杯いかがですか…

自らの足で出かけ、産地の空気と育ちを感じて、味わい。どこにでもあるようなお茶でなくて、うちらしいお茶を、お茶好きに提案しています。MWL STOREのお茶。常滑の急須でどうぞ、より美味しくいただけます。日本人にとっては、とても大事なお茶、大人の一杯はこだわります。

根岸線石川町駅前 MWL STORE